大好きなビール。
気兼ねすることなく、飲みたいだけ飲みたいですよね。
しかし毎月のビール代もバカにならないもの。
できるだけ安く買うことができれば、それに越したことはない。
安く買うのであれば1缶ずつよりも箱買いがお得のような気がしますよね。
では本当にビールは箱買いが安いのでしょうか?
350ml缶の一番安い購入方法について徹底的に比較・検討しました。
(調査は2020年11月に実施。値段は特売などで変動しますので参考程度としてください。)
この記事ではビールの安い購入方法についてわかりやすく紹介していきます。
この記事は、こんなことを知りたいあなた向け
・ビールを今よりも安く買って節約したい
・どこで買うのが一番安いのかを知りたい
・他に安い購入方法がないか知りたい
こんなことを知ることができる記事です。
安く購入できる方法を知り、あなたに最も合った方法でビールを手に入れましょう。
そして存分にビールを楽しんでいきましょう!
目次
ビールは箱買いが1番安いとは限らない

ビールは箱買いした方が安いというイメージはありませんか?
たしかにまとめて購入した方が安いことが多いです。
しかし箱買いが安いと思い込んでいると損する場合があるので注意が必要です。
基本的には箱買いの方がビールは安い
たしかにビールは基本的に箱買いが一番安いです。
ただし、そう思い込んでしまうと損する場合があるので要注意!
店頭販売で箱売りしているお店を調査した結果は次の表のとおり。
表の価格は今回調査した中で、単品から箱売りまで取りそろえていた店舗のもの。
アサヒスーパードライの調査結果(税込価格)
店舗名 | 350ml缶 1本当たりの価格 |
||
単品(1本) | 6本パック | 1ケース(24本) | |
イオン | 195.8円 | 179.7円 | 177.8円 |
ダイエー | 198.0円 | 181.1円 | 180.6円 |
ロジャース | 192.5円 | 183.0円 | 182.4円 |
セキ薬品 | 207.9円 | 190.5円 | 182.8円 |
最安値と最高値の差 | 15.4円 | 10.8円 | 5.0円 |
最安値(赤いライン) 最高値(青いライン)
どの店舗も、1ケース箱買いした場合が1本当たりの金額が一番安くなっています。
スーパードライ以外に下記のビールで調査した結果、全て箱買いが一番安い
という結果でした。
・一番搾り
・キリンラガー
・黒ラベル
・エビス
・プレミアムモルツ
これで箱買いが一番安いと思い込むと損をする場合があるので要注意。
次の項目でその例を紹介します。
ビールを箱買いした方が高い場合があるので要注意
箱買いよりも6本パックを購入した方が安くなる場合もあります。
①箱買いできるお店が限られている場合
先ほどの表の金額を例に説明します。(下は先ほどと同じ表)
アサヒスーパードライの調査結果(税込価格)
店舗名 | 350ml缶 1本当たりの価格 |
||
単品(1本) | 6本パック | 1ケース(24本) | |
イオン | 195.8円 | 179.7円 | |
ダイエー | 198.0円 | 181.1円 | |
ロジャース | 192.5円 | 183.0円 | |
セキ薬品 | 207.9円 | 190.5円 | 182.8円 |
最安値と最高値の差 | 15.4円 | 10.8円 | 5.0円 |
最安値(赤いライン) 最高値(青いライン)
条件
近所で箱買いできるお店がセキ薬品だけ。
他のお店は6缶パックまでしか置いていない。
この条件の時、箱買いできるからと「セキ薬品」で購入すると損します。
セキ薬品で箱買いした時
・1本当たり 182.8円
ダイエーで6本パックを購入した時
・1本当たり 181.1円
ダイエーで6本パックを購入した方が安い
・182.8円(セキ薬品)ー181.1円(ダイエー)=1.7円安い
この例のように6缶パックを購入した方が箱買いよりも安い場合があります。
今回の調査ではイオンで6本パックを購入した場合も、セキ薬品で箱買いするより安かったです。(1本当たり3.1円も安い)
②通販サイトで箱買いする場合
通販サイトで購入すると店頭で購入するよりも高い場合が多いです。
(通販サイトの比較はこの後に詳しく説明します。)
箱買いだから安いと思って通販サイトで購入するより、近くのお店で6本パックを買った方が全然安いという場合が多い。
ここでもアサヒスーパードライの例で説明します。
ネット通販で箱買いした時の最安値(税込)
・1本当たり190円(amazon定期便)
イオンで6缶パックを購入した時の値段(税込)
・1本当たり179.7円
イオンで6本パックを購入した方が安い
・190円(amazon定期便)ー179.7円(イオン)=10.3円安い
この例のように1本で10.3円も違うと大きいですよね。
普通のビールは通販サイトで箱買いするよりも、店頭で6缶パックを購入した方が安いという結果になりました。
プレミアムビールだと通販サイトも安い
通常のビールは圧倒的に店頭販売の方が通販サイトより安い。
ところがプレミアムビールは、店頭で6本パックを買うより、通販サイトで箱買いした方が安い場合があります。
(プレミアムビール:エビス・プレミアムモルツ)
さらに店頭での箱買いと通販サイトの箱買いが同じ金額というパターンもありました。
プレミアムモルツの例
店頭箱買いの最安値
・1本当たり197.0円(ロジャース)
通販サイトの最安値
・1本当たり197.0円(amazon定期便)
同じ金額であれば、通販サイトで購入するれば家まで運んでくれるので便利ですね!
ビールはどこで箱買いしたら安いのか?

基本的にビールは箱買いが安いです。
でもお店によって値段の差はかなりある。
そこで最も安いのはどこかを調査しました。
もしかしたら、あなたが住んでいる場所の近くに同じ系列のお店がないかもしれません。
ただしこれから紹介する最安値がわかっていれば、今安く購入できているのか、それとも高い値段で買っているのかがわかります。
あなたがこれからビールを購入するときの参考になればうれしいです。
スーパーでビールを箱買いするときの値段比較
税込価格
店舗名 | 1本当たりの価格 | |||||
スーパードライ | 一番搾り | キリンラガー | 黒ラベル | エビス | プレミアムモルツ | |
ロジャース | 182.4円 | 184.6円 | 193.8円 | 182.4円 | 197.0円 | 197.0円 |
イオン | 177.8円 | 177.8円 | 184.6円 | 177.8円 | 205.3円 | 205.3円 |
セキ薬品 | 182.8円 | 182.8円 | - | 181.0円 | - | - |
ダイエー | 180.6円 | 182.4円 | - | - | - | - |
最安値 | 177.8円 | 177.8円 | 184.6円 | 177.8円 | 197.0円 | 197.0円 |
最高値 | 182.8円 | 184.6円 | 193.8円 | 182.4円 | 205.3円 | 205.3円 |
価格の差 | 5.0円 | 6.8円 | 9.2円 | 4.6円 | 8.3円 | 8.3円 |
最安値(赤いライン) 最高値(青いライン)
このように同じ箱買いでも1本あたりの金額に大きな差があります。
例えばキリンラガーなら、
最高値と最安値の差は1本あたり9.2円。
これは箱買い(24本)だと221円の差。
毎月2箱購入したとすると1年間で、
221円×2箱×12か月=5,304円
このように年間5,000円以上の差にもなるんです。
同じ箱買いでも購入する店舗によって値段に差があります。
ご紹介している金額は、あくまで調査日のもので変動します。
あなたが購入するときに、金額を比較する参考としてください。
通販サイトでビールを箱買いするときの値段比較
店頭での購入が安いとしても、家まで運んでくるのは大変ですよね。
そんなときは通販サイトで購入すれば、家まで運んでくれて楽チン!
では通販サイトで購入した時の値段は安いのでしょうか?
各サイトの最安値を比較してみました。
税込価格
店舗名 | 1本当たりの価格 | |||||
スーパードライ | 一番搾り | キリンラガー | 黒ラベル | エビス | プレミアムモルツ | |
amazon | 196円 | 200円 | 211円 | 194円 | 208円 | 203円 |
amazon定期便 | 190円 | 194円 | 205円 | 188円 | 201円 | 197円 |
楽天 | 224円 | 224円 | 225円 | 207円 | 215円 | 217円 |
yahoo | 197円 | 204円 | 206円 | 206円 | 223円 | 217円 |
最安値 | 190円 | 194円 | 205円 | 188円 | 201円 | 197円 |
最高値 | 224円 | 224円 | 225円 | 207円 | 223円 | 217円 |
価格の差 | 34円 | 30円 | 20円 | 19円 | 22円 | 20円 |
最安値(赤いライン) 最高値(青いライン)
送料がかかる場合は、送料を含めて算出
調査の結果、amazon定期便がどのビールもダントツで安いという結果でした。
スーパードライの場合、最高値と最安値の差はなんと34円!
知らずに高いサイトで購入すると、かなり損をしてしまいます。
通販サイトでも店頭販売より安い場合あり!
基本的に店頭販売よりは高いのですが、amazon定期便のプレミアムビール(エビス・プレミアムモルツ)なら店頭販売より安い場合があります!
送料に注意!
楽天、Yahooで最安値を調べると、送料抜きでの最安値が表示されます。
今回の調査では、商品価格は高くても、送料無料の店舗からの購入の方が安いという結果でした。(例外は1つのみ)
通販サイトから購入する場合は、送料も含めた値段を確認しましょう。
楽天・Yahooショッピングでの注意点
楽天・Yahooショッピングには多数の店舗が参加しています。
店舗によって値段は全然違います。
今回記載している金額は調査した結果の最安値。
かなり値段が高い店舗もあるのでご注意ください。
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ビールをあえて箱買いしない方が節約できる

箱買いすると飲み過ぎてしまう方は要注意
たしかに箱買いは安いです。
でも僕と同じような方は要注意。
僕は家に沢山ビールがあると、
「もう1本飲んじゃおうかな♪」
とついつい飲み過ぎてしまいます。
ストックがあると飲み過ぎてしまう方は箱買いの方が高くついてしまうので注意!
せっかく安く購入しても、飲み過ぎて高くついてしまうのではもったいない。
僕のように飲み過ぎてしまう方は、
・6缶パックを購入する。
・その日に飲む分だけ購入する。
というように少ない本数を購入し、家に大量ストックしない方が飲み過ぎ防止につながります。
また節約したい時も、箱買いしない方が本数を抑えられて安く済ませることもできます。
例えば毎日1本でいいところを、箱買いによるストックがあるからと2本飲んでしまったとします。
これに対し、毎日その日に飲む分1本をコンビニで購入した場合。
1ヶ月でどのぐらい金額の差が出るのかを比較してみましょう。
スーパードライ350ml缶の例で比較
・箱買いの最安値 177.8円(イオン)
・コンビニの最高値 234円(ニューデイズ)
差額56.2円
1本当たりの金額差はなんと56.2円もあります。
それでも
箱買いで毎日2本飲んでしまった場合
177.8円×2本×30日=10,688円
コンビニで毎日1本買って飲んだ場合
234円×1本×30日=7,020円
差額
10,688円(箱買い)ー7,020円(コンビニ)=3,688円
このようにコンビニで毎日1本買った方が1カ月当たり3,688円もお得になるんです。
値段が高いコンビニでも、決めた量だけ買って飲みすぎなければ、圧倒的にお得になります。
ビールはふるさと納税の返礼品が最も安い

ここまで店舗や通販サイトでの箱買いについてご紹介してきました。
実は店舗や通販でビールを購入するよりも圧倒的にお得な方法があります。
それは、ふるさと納税です。
実質負担わずか2,000円で1箱以上のビールがもらえる
ふるさと納税で利用すると、実質負担がたったの2,000円で沢山のビールをもらうことができます。
例えばこちらのアサヒスーパードライ350mlの1ケース(24本)
【ふるさと納税】ビール アサヒ スーパードライ Superdry 350ml 24本 1ケース 【 ギフト 内祝い お歳暮 asahi 神奈川県 南足柄市 】
実質負担2,000円で1ケース(24本)を返礼品としてもらうことができます。
1本あたりの値段は衝撃の83.3円
店頭や通販で購入した時の最安値が177.8円。(イオン)
なんと店頭購入の最安値よりも、1本あたり94.5円もお得なんです。
しかも寄付金上限の範囲内であれば、2ケース分でも3ケース分でもふるさと納税を行うことができます。
そしていくら寄付しても、実質負担は2,000円のみ(※)。
例えば3ケース分ふるさと納税で寄付できたとすると、
1本あたりの値段はなんと27.8円と信じられないような金額になるんです。
※寄付金の上限の範囲内の場合。
ふるさと納税とは?
応援したい自治体に寄付ができる制度のこと。
寄付金額のうち、実質支払うことになるのは2,000円。
それ以外に支払った金額は、実質戻ってくることになります。
各自治体から寄付に対する返礼品がすごい!
2,000円の自己負担に対して、大抵それ以上の金額分の返礼品がもらえます。
ビールは大手メーカーのものからクラフトビールまでが返礼品になっています。
だから様々なビールをお得に手に入れることができるんです。
※返礼品がない自治体もあります。
ふるさと納税というと、確定申告の手続きが大変だと感じるかもしれません。
でも大丈夫です。
現在はワンストップ特例制度という簡単な方法があります。
ワンストップ特例制度を使うことで簡単にふるさと納税ができる!
確定申告というと、僕と同じサラリーマンにはハードルが高く感じるかもしれません。
ワンストップ特例制度を使えば確定申告は不要。
簡単な申請用紙に記入して、本人確認の書類と一緒に送るだけ。
ふるさと納税についての詳細はこちらの記事をどうぞ

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まとめ:ビールは基本箱買いが安いがもっと節約できる方法もある

調査の結果、購入するなら箱買いが一番安いことがわかりました。
そして箱買いよりも節約できる方法もあります。
まとめると次のようになります。
①ビールを購入するなら店頭での箱買いが一番安い
②プレミアムビールなら通販サイトでの箱買いも安い
③ストックすると飲み過ぎる場合は6缶パックや単品購入の方が節約になる
④購入するよりもふるさと納税の返礼品でもらう方が圧倒的にお得
ビールをお得に手に入れるには様々な方法があります。
あなたのライフスタイルに一番合った方法で、安くビールを手に入れていきましょう!
今回紹介した内容が、あなたのビールライフの参考になれば幸いです。
500ml缶も箱買いが本当に安いのかについてはこちら
