東北のクラフトビールが熱い!
豊かな自然と清らかな水に恵まれた東北地方。
実は今、個性あふれるクラフトビール醸造所が続々と誕生しているんです。
青森県には6つ、岩手県には14、宮城県には12、秋田県と山形県にはそれぞれ7つ、福島県には9つのクラフトビール醸造所があります。
東北全体で50を超える醸造所がビール造りに励んでいるんですよ!
この記事は、こんなことを知りたいあなた向けです。
- 東北6県のクラフトビール醸造所を知りたい
- 県ごとの特徴や代表的なブルワリーを把握したい
- 東北のビール文化や地域との関わりに興味がある
- 旅行の際に立ち寄れる醸造所を探したい
この記事を読めば、東北6県のクラフトビール事情がまるっとわかります!
それでは、県ごとに見ていきましょう!
東北クラフトビールの魅力とは

まずは東北のクラフトビールが持つ特別な魅力を紹介します。
東北地方がビール造りに適している理由は大きく3つあります。
特徴1:豊かな水資源
東北には奥羽山脈をはじめとする山々が連なり、清らかな湧水が豊富です。
ビールの約90%は水でできています。
だからこそ、良質な水がある東北はビール造りの最適地なんです。
福島の吾妻山の伏流水、岩手の雫石の軟水など、各地の名水がビールの味を支えています。
特徴2:ホップと農産物の産地
秋田県横手市は国内有数のホップ生産地として知られています。
横手産「IBUKIホップ」は華やかな香りが特徴の個性的なホップです。
岩手県遠野市も「ホップの里」として有名ですよね。
さらに、りんご・桃・さくらんぼなど果物の名産地でもある東北。
これらの農産物を使ったフルーツビールも東北ならではの魅力です!
特徴3:震災復興とビール
2011年の東日本大震災。
東北のクラフトビールは、復興への想いと深く結びついています。
津波で被災した地域で、ゼロからホップ栽培を始めた醸造所。
地域の雇用を生み出すために立ち上がったブルワリー。
一杯のビールに込められた「地域を元気にしたい」という想いが、東北のクラフトビールには詰まっています。
青森県のクラフトビール醸造所

本州最北端・青森県には6つの醸造所があります。
りんごやカシスなど、青森ならではの素材を活かしたビールが特徴です!
奥入瀬ビール(十和田市)
十和田湖・奥入瀬渓流の玄関口にある醸造所です。
奥入瀬の清らかな水を使った「奥入瀬地ビール」が看板商品。
観光の際にはぜひ立ち寄りたいスポットです!
青森県産カシスを使った「あおもりカシスドラフト」や、りんごを使った「あおもりアップルドラフト」など、フルーツビールも人気があります。
「アオモリエール」は青森の風土を感じられる一杯としておすすめです。
カネク醸造 八戸麦酒(八戸市)
八戸市に拠点を置く醸造所です。
「八戸麦酒」ブランドで知られ、地元で愛されています。
港町・八戸の海の幸との相性も抜群!
八戸観光の際には、新鮮な魚介と一緒に味わってみてください。
その他の青森県醸造所
青森県内には「恐山ビール」を造る醸造所もあります。
霊場恐山にちなんだネーミングがインパクト大ですよね。
青森ならではの個性的なビールをぜひ探してみてください!
スポンサーリンク
岩手県のクラフトビール醸造所

岩手県は東北最多の14醸造所を誇るクラフトビール王国です!
遠野市を中心としたホップ産地があり、ビール造りの歴史も深い県です。
ベアレン醸造所(盛岡市)
岩手を代表する醸造所といえば、盛岡市北山にある「ベアレン醸造所」です。
醸造設備はドイツ南部の街で買い付けて船で運搬したもの。
なんと100年以上の歴史を誇る設備でビールを造っているんです!
北山工場と雫石工場の2つの拠点があります。
北山工場ではスタッフの案内付きで醸造設備の見学が可能です。
見学コースは3種類あります。
- エコノミークラス:ビール試飲なし
- ビジネスクラス:グラスビール1杯付き
- ファーストクラス:ビール飲み放題
おすすめビールは、チェコ産ザーツホップをふんだんに使った「ベアレン ザ・デイ トラッドゴールドピルスナー」。
創業時から造られている定番の「クラシック」も外せません。
岩手県産ラズベリーをたっぷり使った「ラズベリーエール」は、フルーツビール好きにはたまらない一杯です!
いわて蔵ビール(一関市)
一関市の世嬉の一酒造が手がける「いわて蔵ビール」。
老舗酒蔵の技術を活かしたビール造りが特徴です。
「麦雫」は米と麦を使った独特の味わいで人気があります。
酒蔵見学とビールの試飲が楽しめるので、一関観光の際にはぜひ!
遠野のブルワリー(遠野市)
「ホップの里」として知られる遠野市。
上閉伊酒造が手がける「遠野ビールZUMONA」が有名です。
「遠野醸造TAPROOM」では、遠野の味覚が詰まったビールを味わえます。
地元産ホップを使ったビールは、まさに遠野ならではの一杯です!
その他の岩手県醸造所
八幡平市の「暁ブルワリー」、西和賀町の「ユキノチカラ」など、岩手県内には個性的な醸造所がまだまだあります。
岩手の豊かな自然が育んだビールを、ぜひ飲み比べてみてください!
宮城県のクラフトビール醸造所

宮城県には12の醸造所があります。
仙台を中心に、沿岸部の被災地域でも新しいブルワリーが誕生しています。
宮城県の醸造所については、詳しいまとめ記事を用意しています!
→ 宮城県のクラフトビール醸造所まとめ!全エリア網羅で完全ガイド
ここでは、特に注目の醸造所をピックアップして紹介しますね。
ISHINOMAKI HOP WORKS(石巻市)
「すべては1株のホップから」
2011年3月11日、東日本大震災で集落ごと津波で流され浸水した北上町。
そんな北上町で、ホップ栽培からビール造りを始めた醸造所です。
復興への想いが詰まった一杯は、飲む人の心に響きます。
Great Dane Brewing(仙台市太白区)
アメリカ・ウィスコンシン州マディソンで1994年に創業された人気クラフトビールブランド。
仙台秋保にブルワリーを構え、レストランも併設しています。
本場アメリカのクラフトビール文化を仙台で体験できる貴重なスポットです!
その他の宮城県醸造所
宮城県には他にも魅力的な醸造所がたくさんあります。
- BATSUJI BREWING(仙台市青葉区)
- 大地と海のカンパネラ Brewing(東松島市)
- 穀町ビール Grain Town Brewery(仙台市)
- ForestBrewing(川崎町)
- Falo Brewing(山元町)
- 南三陸(南三陸町)
詳しくは宮城県のクラフトビール醸造所まとめ!全エリア網羅で完全ガイドをチェックしてください!
スポンサーリンク
秋田県のクラフトビール醸造所

秋田県には7つの醸造所があります。
国内有数のホップ産地・横手市を擁する、ビール造りに恵まれた県です!
秋田あくらビール(秋田市)
秋田市にある「秋田あくらビール」は、「自然と人間の調和」を理念にビール製造を続ける醸造所です。
前身は造り酒屋。
その歴史ある建物が今も大切に残されています。
路地を進むと広場があり、醸造所と直営のレストラン、小売店が並んでいます。
醸造所の2階にある「ビアバールあくら」では、造りたてのビールを楽しめます。
小売店ではビールの量り売りも!
秋田あくらビールの特徴は、横手産IBUKIホップを使っていること。
華やかな香りが特徴の個性的なホップが、ビールに独特の風味を与えています。
定番5種類のラインナップはこちら。
- あきたこまちIPL
- 古代米アンバー
- なまはげIPA
- 秋田美人のビール
- あきた吟醸ビール
ラベルもとてもおしゃれなので、お土産にもぴったりです!
田沢湖ビール(仙北市)
田沢湖のほとりにある「田沢湖ビールレストラン」。
併設の工場で作られた新鮮なビールが味わえます。
田沢湖観光と一緒に楽しめる、おすすめスポットです!
羽後麦酒(羽後町)
羽後町にある「羽後麦酒」は、地元密着型の醸造所です。
秋田の風土を活かしたビール造りを行っています。
山形県のクラフトビール醸造所

山形県には7つの醸造所があります。
さくらんぼ・ラフランスなど果物王国ならではのフルーツビールが魅力です!
月山銘水館(西川町)
月山の麓にある「月山銘水館」。
名水百選にも選ばれた月山の湧水を使ったビールを製造しています。
道の駅に併設されているので、ドライブの途中に立ち寄りやすいのも魅力です。
蔵王ブルワリー(山形市)
「蔵王ブルワリー&クラングダイニング」では、蔵王の湧水を使用したクラフトビールが楽しめます。
山形の食材を使った料理とのペアリングも最高です!
酒田トラディショナルビール(酒田市)
日本海側の港町・酒田市にある醸造所です。
パイプ・ラインエンジニアリング社が手がけています。
酒田の海の幸と一緒に味わいたい一杯です!
スポンサーリンク
福島県のクラフトビール醸造所

福島県には9つの醸造所があります。
桃・りんご・梨など、福島の果物を使ったビールが人気です!
みちのく福島路ビール(福島市)
福島市郊外の丘陵に広がる「アンナガーデン」の中にある製造所です。
家族経営で、一桶ごとの手仕込みで独自のクラフトビールを造っています。
福島の吾妻山の美しい水で麦の味を引き出し、人工的なものを加えず、天然発酵で造りあげるビールです。
工場に併設されたBAR「PROST」(プロースト)では、樽出しビールを最も新鮮な状態で楽しめます。
店内からは醸造設備が見え、造り手の存在をしっかりと感じながらいただけます。
フルーツビールが充実しているのも特徴です。
- 桃のラガー(あかつき使用)
- 林檎のラガー(ふじ使用)
- 洋梨のビール(ゼネラル・レクラーク使用)
- お米のビール(福島県産ひとめぼれ+うつくしま夢酵母使用)
原材料のフルーツはすべて福島県伊達市の伊達農園から仕入れているこだわりです。
「ピーチエール」は福島の桃を贅沢に使った人気商品です!
猪苗代地ビール館(猪苗代町)
磐梯山の天然水仕込みで知られる「猪苗代地ビール館」。
猪苗代湖観光の際にはぜひ立ち寄りたいスポットです。
磐梯山を眺めながら飲むビールは格別ですよ!
ホップジャパン(田村市)
田村市にある「ホップジャパン」は、ホップ栽培から一貫して手がける醸造所です。
福島の復興を象徴するブルワリーとして注目を集めています。
その他の福島県醸造所
福島県内には他にも個性的な醸造所があります。
- REC CIDER&BEER WORKS(喜多方市)
- 南会津マウンテンブルーイング(南会津町)
会津地方にも醸造所が広がっており、観光と一緒に楽しめます!
東北クラフトビールの楽しみ方

最後に、東北クラフトビールをもっと楽しむためのポイントをお伝えします!
醸造所見学に行こう
東北の醸造所の多くは、工場見学を受け付けています。
ベアレン醸造所のように、見学後に試飲ができるところも。
造り手の想いを直接聞きながら飲むビールは格別です!
見学は予約制のところが多いので、事前に各醸造所のサイトで確認してくださいね。
地元の食材とペアリング
東北は食の宝庫。
八戸の海の幸、仙台の牛タン、秋田のきりたんぽ、山形の芋煮……。
地元のクラフトビールと地元の食材を合わせれば、最高のペアリングが楽しめます!
お土産にもおすすめ
東北のクラフトビールは、旅のお土産にもぴったり。
フルーツビールは普段ビールを飲まない人にも喜ばれます。
おしゃれなラベルデザインも多いので、プレゼントにも最適です!
まとめ

東北6県のクラフトビール醸造所を紹介しました!
東北全体で50を超える醸造所があり、それぞれが個性的なビールを造っています。
豊かな水資源、国内有数のホップ産地、果物王国としての農業、そして震災復興への想い。
東北のクラフトビールには、この土地ならではの魅力が詰まっています。
旅行の際には、ぜひ地元の醸造所に足を運んでみてください。
造りたてのビールを、その土地の空気の中で味わう。
これこそがクラフトビールの醍醐味です!
東北のクラフトビールで、最高の一杯を楽しみましょう!
