OGA BREWING COMPANYを徹底紹介!デザイナーが委託醸造から始めて三鷹に構えた街の名前を付けるブルワリー
JR三鷹駅の南口から歩いて10分、連雀仲町商店街のマンションの1階に醸造所があります。東京都三鷹市のOGA BREWING COMPANYです。
立ち上げたのは、飲食店のデザインを手がけてきた小笠原恵助さん。設備を建てる前に、ほかの醸造所へ委託する形で自分の銘柄を出していました。
定番の名前は三鷹ペールエール、三鷹ウィートエール、吉祥寺IPA。街の名前がそのまま入るのが特徴です。
- デザイナーがなぜビールを造り始めたのか
- 委託醸造から自社醸造へどう進んだのか
- どんな銘柄があるのか
- 店はどこにあって、いつ開いているのか
それでは、OGA BREWING COMPANYについて詳しく紹介していきます。
OGA BREWING COMPANYとは

OGA BREWING COMPANYは、東京都三鷹市の下連雀にある醸造所です。運営は株式会社小笠原商店で、代表取締役は小笠原恵助さんになります。
小笠原さんは1975年生まれ。専門学校を出たあと、飲食店に特化したデザインやマーケティングを手がける事務所を営んできました。
クラフトビールに出会ったのは2007年です。大阪府箕面市の箕面ビールが造るWIPAを飲んだのがきっかけでした。
ラベルのデザインを引き受けるうちに各地の醸造所を回るようになり、造る側へ回っています。
発泡酒の製造免許が下りたのは2018年3月29日、醸造所が完成したのが同じ年の7月、自分の設備での仕込みが始まったのが2019年1月19日です。
| 醸造所名 | OGA BREWING COMPANY(オージーエー ブルーイング カンパニー) |
|---|---|
| 店舗名 | OGA BREWING CAFE(オージーエーカフェ) |
| 運営 | 株式会社小笠原商店 |
| 代表取締役 | 小笠原 恵助さん |
| 所在地 | 東京都三鷹市下連雀4-1-16 |
| 店の開店 | 2018年3月(当時の名前はCafe Hoooop) |
| 製造免許 | 2018年3月29日(発泡酒) |
| 自社醸造の開始 | 2019年1月19日 |
| 仕込みの単位 | 1回300リットル |
| 電話番号 | 0422-29-8210 |
| 公式サイト | oga-brewing.com |
OGA BREWING COMPANY 3つの特徴

三鷹市で醸造しているのは1軒だけです。わざわざ下連雀まで足を運ぶ理由はどこにあるのでしょうか。
造り手の出どころと、始め方と、銘柄の付け方に、3つの特徴があります。
特徴1:デザイナーが造っている
小笠原さんの本業はデザインです。飲食店のデザインやマーケティング、店舗の運営を手がける事務所を営んできました。
クラフトビールとの接点も、ラベルのデザインから始まっています。
ラベルへのこだわりは造る側に回ってからも続いていて、2022年には吉祥寺IPAのラベルをテーマにしたデザインコンペを開きました。プロとアマチュアを問わない公募です。
どのビールにもオリジナルの短い物語が付きます。
特徴2:設備を持つ前に委託醸造で銘柄を出していた
造り始めたのは2016年です。ただし自分の設備ではなく、ほかの醸造所へ依頼する委託醸造でした。
第1弾は「吉祥寺セッションIPA」で、岩手県一関市の醸造所で仕込まれています。
委託の時期に「三鷹ビール」のブランドを立ち上げ、レシピを重ねました。自分の設備を建てたのは、銘柄が増えたあとのことです。
順番が逆になっている醸造所になります。
特徴3:委託を受ける側にも回っている
いまは個人や企業から委託醸造を引き受ける側にもなりました。依頼主の意向を取り入れる造り方が評判を呼んでいます。
2021年3月にはサッカーの東京ヴェルディとサプライヤー契約を結び、公式のビールを出しました。
委託する側から始めて、委託を受ける側へ回った形です。
スポンサーリンク
定番は三鷹と吉祥寺の名前が付く3本

定番は3本です。どれも三鷹か吉祥寺の名前が付きます。
三鷹ペールエール:クラフトビールの基本形
ペールエールは、ホップの香りと麦芽の甘みが釣り合うスタイルです。クラフトビールの基本形にあたります。
三鷹ペールエールは、最初に飲む1杯として置かれている定番です。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★★☆☆ |
| キレ | ★★★☆☆ |
| 苦み | ★★★☆☆ |
| 酸味 | ★★☆☆☆ |
| 甘み | ★★★☆☆ |
三鷹ウィートエール:すっきりした後味のアメリカンウィート
小麦を使ったアメリカンウィートです。
小麦のビールは口当たりがやわらかく、濁った見た目になります。三鷹ウィートエールはすっきりした後味にまとめられています。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★☆☆☆ |
| キレ | ★★★★☆ |
| 苦み | ★★☆☆☆ |
| 酸味 | ★★★☆☆ |
| 甘み | ★★★☆☆ |
吉祥寺IPA:ホップの苦みを前に出した看板
看板にあたる1本です。IPAはホップを多く使うスタイルで、苦みと香りが前に出ます。
吉祥寺IPAも、ホップの苦みをはっきり出した造りになります。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★★☆☆ |
| キレ | ★★★☆☆ |
| 苦み | ★★★★★ |
| 酸味 | ★★☆☆☆ |
| 甘み | ★★☆☆☆ |
3本はセットでも売られていて、持ち帰り用に選びやすい組み合わせになっています。
銘柄は街と畑から名前を取る

定番のほかに、月に2種類ほどの限定が出ます。シリーズとしてまとまっているものもあります。
| シリーズ | 何から名前や材料を取るか |
|---|---|
| 中央線GO WEST | 中央線の駅ごとのイメージ |
| M.Cシリーズ | 三鷹でとれた農作物 |
| 小平ブランド | 小平市にちなんだ企画 |
| 落語シリーズ | 落語の演目 |
| 東京ヴェルディシリーズ | サッカークラブとの共同企画 |
※公式サイトの商品分類による
三鷹でとれたブルーベリーやキウイフルーツ、三鷹産の小麦を使った銘柄もあります。仕込み水は三鷹の水です。
2021年4月からはホップの栽培も始めました。
柚子のビールが全国の大会で2位になった
M.Cシリーズの「M.C YUZU」は、JAPAN BREWERS CUP 2025のフルーツビール部門で2位に入りました。出品は100点です。
麦芽はドイツとイギリスのもの、ホップはアメリカ、イギリス、ニュージーランド、オーストラリア、チェコのものを使い分けます。
※銘柄は入れ替わります。訪ねた日に何が注がれているかは、店の公式インスタグラムで確かめてください。
スポンサーリンク
三鷹駅南口から歩いて10分

店があるのは下連雀です。JR中央線の三鷹駅から南へ歩いて10分、連雀仲町商店街のなかにあります。
むらさき橋通りと仲町通りが交わるあたりのマンションの1階です。
併設する店の名前はOGA BREWING CAFEです。開いたのは2018年3月で、当時はCafe Hoooopという名前でした。
席から醸造タンクが見える造りで、コーヒーなどお酒以外の飲み物も置いています。
持ち帰りは、ボトルを買う方法と、グラウラーに量り売りしてもらう方法の2通りです。贈答用の配送にも対応しています。
店舗情報
最寄りはJR三鷹駅です。南口から歩いて10分の距離にあります。
| 店舗名 | OGA BREWING CAFE(OGA BREWING COMPANY併設) |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市下連雀4-1-16 |
| 最寄り駅 | JR中央線 三鷹駅 南口から徒歩10分 |
| 営業時間 | 平日 13:00〜20:00/土日祝 11:00〜20:00(ラストオーダー フード19:15・ドリンク19:30) |
| 定休日 | 火曜 |
| 電話番号 | 0422-29-8210 |
| タップ | 常時6種類ほど |
| 持ち帰り | ボトル、グラウラーでの量り売り |
| 運営 | 株式会社小笠原商店 |
| 公式サイト | oga-brewing.com |
※2026年10月時点の情報です。営業時間や定休日は変わることがあります。訪問前に公式サイトで最新の情報をご確認ください。
※2026年10月時点の情報です。営業日や営業時間、注がれる銘柄は変わることがあります。訪問前に公式サイトや店の公式インスタグラムで最新の情報をご確認ください。
まとめ

OGA BREWING COMPANYについてまとめます。
- 運営は株式会社小笠原商店。代表取締役は1975年生まれの小笠原恵助さん
- 小笠原さんの本業はデザイン。飲食店のデザインやマーケティングを手がけてきた
- 2007年に箕面ビールのWIPAを飲んだのがクラフトビールとの出会い。ラベルのデザインから造る側へ回った
- 2016年に委託醸造で「三鷹ビール」を開始。第1弾は岩手県一関市で仕込んだ「吉祥寺セッションIPA」
- 発泡酒の製造免許は2018年3月29日。自分の設備での仕込みは2019年1月19日から
- 1回に仕込むビールは300リットル
- 定番は三鷹ペールエール、三鷹ウィートエール、吉祥寺IPAの3本
- 中央線の駅ごとに造る「中央線GO WEST」、三鷹の農作物を使う「M.Cシリーズ」などがある
- 「M.C YUZU」はJAPAN BREWERS CUP 2025のフルーツビール部門で2位
- 併設する店はOGA BREWING CAFE。2018年3月にCafe Hoooopとして開いた
醸造所は、設備を建ててから銘柄を増やすのがふつうです。OGA BREWING COMPANYは3年ほど委託で銘柄を重ねてから、自分のタンクを置きました。
いまは逆に、ほかから委託を受ける側にも回っています。
三鷹で降りた日に、南口から歩いてみてください。
大好きなビールを、気持ちよく味わいましょう。
関連記事

三鷹市のクラフトビールは、こちらの記事にまとめています。
東京23区外のブルワリーを市町村ごとに探すなら、こちらから読んでください。
