果物を使ったビールは、エールに合わせるものが多くあります。

ラガーに果汁を合わせた一本が出ました。広島県尾道市のしまなみブルワリーが造る「果汁と、ラガーと、しまなみと。瀬戸内はっさく」です。

瀬戸内産のはっさく果汁を使い、370ml缶でアルコール分は5.0%。販売は2026年10月5日から始まっています。

この記事は、こんなことを知りたいあなた向けです。

  • 瀬戸内はっさくがどんなビールなのか
  • ラガーに果汁を合わせると何が変わるのか
  • 新シリーズがどういう考え方なのか
  • どこで買えるのか

読み終えるころには、試してみるかどうかが決められます。

瀬戸内はっさくのフルーツラガーが出た

瀬戸内はっさくのフルーツラガーが出た
※画像はイメージです

販売は2026年10月5日から、しまなみブルワリーの公式サイトで始まっています。

項目内容
商品名果汁と、ラガーと、しまなみと。瀬戸内はっさく
スタイルフルーツラガー
内容量370ml
アルコール分5.0%
原材料麦芽(カナダ製造、ドイツ製造)、はっさく果汁、米、ホップ
ホップチェコ産ザーツ
賞味期限6か月(要冷蔵)
価格オープン価格
販売開始2026年10月5日
製造株式会社しまなみブルワリー(広島県尾道市)

※しまなみブルワリーが2026年10月15日に発表した内容による

原材料にはっさく果汁と米が並びます。ビールと名乗れる範囲で副原料を使った形です。

苦みを抑えたラガーに果汁を合わせる

苦みを抑えたラガーに果汁を合わせる
※画像はイメージです

果汁を足すだけではありません。合わせる土台のほうを作り変えています。

ベースのラガーは、苦みを抑えた軽い飲み心地に調整されています。ホップに選ばれたのは、苦味成分の少ないチェコ産ザーツです。

ザーツはチェコのピルスナーに使われてきた品種で、穏やかな香りと控えめな苦みが持ち味になります。

苦みを下げたぶん、はっさくの果汁感が前に出ます。ホップの苦みと果実の苦みがぶつからない組み立てです。

一口目は果汁、後からラガーらしいすっきりした飲み口

公式の説明によると、一口目にはっさくの果汁感と香りが広がります。

続いて果汁の自然な酸味とほろ苦さが出て、最後にラガーらしいすっきりした飲み口が残ります。

麦芽の香りも感じられる作りで、果汁だけが浮かないようにまとめられています。

項目 評価
コク ★★☆☆☆
キレ ★★★★☆
苦み ★★☆☆☆
酸味 ★★★★☆
甘み ★★★☆☆

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新シリーズ「果汁と、ラガーと、しまなみと。」の第1弾

新シリーズ「果汁と、ラガーと、しまなみと。」の第1弾
※画像はイメージです

「瀬戸内はっさく」は、新しく始まったシリーズ「果汁と、ラガーと、しまなみと。」の第1弾です。

掲げているのは、ラガービールをベースに果汁や果実の風味を加えるという考え方になります。シリーズ名が、そのまま作り方を表しています。

サワーとは別の筋で果実を使う

しまなみブルワリーには、もともと果実を使ったサワーの並びがあります。レモン、塩レモン、はちみつレモン、はっさく、いよかんと種類があり、どれも350ml缶です。

はっさくについては、アルコール分3.0%の「しまなみ超はっさくサワー」がすでにあります。

今回の瀬戸内はっさくは、同じ果実を使いながらサワーではなくラガーに合わせた一本になります。

定番として出しているのは、どちらもアルコール分5.5%のピルスナー「ストライクピルスナー」と「ファーストラガー」です。ラガーを主軸にしてきた会社が、果汁を足す筋を1本増やした形です。

造るのは世界大会で3部門の最優秀賞を取った尾道のブルワリー

造るのは世界大会で3部門の最優秀賞を取った尾道のブルワリー
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造っているのは株式会社しまなみブルワリーです。広島県尾道市の久保に拠点があります。

設立は2021年12月、醸造を始めたのは2023年3月です。ビール職人と代表取締役社長を兼ねるのが松岡風人さんになります。

松岡さんは2020年に、世界大会の3部門で最優秀賞を取っています。

時期できごと
2021年12月株式会社しまなみブルワリー設立
2023年3月醸造開始
2024年・2025年「ストライクピルスナー」がワールド・ビア・アワードで2年連続の国内最高賞
2025年10月「しまなみ超レモンサワー」が2025年度グッドデザイン賞を受賞
2026年10月5日「風としまなみ」と「果汁と、ラガーと、しまなみと。瀬戸内はっさく」の販売開始

※しまなみブルワリーの発表による

同じ2026年10月5日には、麦芽もホップも国産でそろえたピルスナー「風としまなみ」も販売が始まっています。

国産原料でそろえた一本と、瀬戸内の果汁を足した一本が、同じ日に並んだことになります。

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瀬戸内はっさくがおすすめな人

瀬戸内はっさくがおすすめな人
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「果汁と、ラガーと、しまなみと。瀬戸内はっさく」がいちばん向いているのは、ビールの苦みが得意でない人です。

ベースのラガーが苦みを抑えた作りで、ホップも苦味成分の少ないチェコ産ザーツを使っています。

柑橘の酸味が好きな人にも向きます。

はっさく果汁の自然な酸味とほろ苦さが、飲んでいる途中で出てきます。

甘いフルーツビールが苦手な人にも合います。

果汁で甘くするのではなく、最後にラガーらしいすっきりした飲み口が残る方向でまとめられています。

反対に、ホップの苦みをしっかり味わいたい人には物足りません。

苦みを下げることを前提に組み立てられた一本です。

まとめ

まとめ
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「果汁と、ラガーと、しまなみと。瀬戸内はっさく」についてまとめます。

  • 2026年10月5日から、しまなみブルワリーの公式サイトで販売が始まっている
  • 370ml缶でアルコール分は5.0%。スタイルはフルーツラガー
  • 原材料は麦芽(カナダ製造、ドイツ製造)、はっさく果汁、米、ホップ
  • ホップは苦味成分の少ないチェコ産ザーツ
  • ベースのラガーは苦みを抑えた軽い飲み心地に調整されている
  • 一口目にはっさくの果汁感と香り、続いて自然な酸味とほろ苦さ、最後にラガーらしいすっきりした飲み口
  • 新シリーズ「果汁と、ラガーと、しまなみと。」の第1弾
  • 造るのは広島県尾道市の株式会社しまなみブルワリー。設立は2021年12月、醸造開始は2023年3月
  • ビール職人の松岡風人さんは2020年に世界大会の3部門で最優秀賞を取っている

果実を使ったビールは、香りの出やすいエールに合わせるものが多くあります。しまなみブルワリーは土台をラガーのままにして、苦みのほうを下げて果汁と合わせていました。

ラガーを主軸にしてきた会社らしい解き方です。

柑橘の季節に、1本試してみてください。

大好きなビールを存分に楽しみましょう。

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