しまなみブルワリーが国産原料100%のピルスナー「風としまなみ」を発売。日本初の国産ホップ品種「かいこがね」を使った4.5%の370ml缶
広島県尾道市のしまなみブルワリーが、新しいラガー「風としまなみ」を2026年10月5日に発売しました。
特徴は原料です。
麦芽もホップも国産でそろえた、国産原料100%のピルスナーになっています。
ホップに使われているのは、山梨県北杜市産の「かいこがね(甲斐黄金)」です。
日本で初めて生まれた国産ホップの品種です。
それでは、風としまなみの中身と造り手についてわかりやすく紹介していきます。
この記事は、こんなことを知りたいあなた向けです。
- 風としまなみがどんなビールなのか
- 国産ホップ「かいこがね」とは何なのか
- なぜ国産原料でそろえたのか
- しまなみブルワリーのビールはどこで買えるのか
読み終えるころには、国産原料のビールがどんな味を狙っているのかがわかります。
目次
国産原料100%のクラフトラガーが出た

しまなみブルワリーが掲げたのは、日本人の口に合う、これからのクラフトラガーです。
そのために選んだのが、麦芽とホップをどちらも国産でそろえるという組み立てでした。
日本産の原料には、輸入原料とは違う持ち味があるとしまなみブルワリーは説明しています。
アメリカ産ホップが華やかで存在感のある香りを持つのに対して、日本産ホップは奥ゆかしく複雑で、繊細な香りが特徴だという見立てです。
繊細な香りを前に出すために、度数は4.5%に抑えられました。
一般的なビールより少し低い設定です。
狙ったのは、飲みごたえと軽やかさと香りの3つが同時に成り立つ状態です。
食事と一緒でも、外で風に当たりながらでも無理なく飲める一杯を目指しています。
10月5日発売。370ml缶で度数は4.5%

発売は2026年10月5日です。
スペックは次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | 風としまなみ |
| スタイル | ピルスナー |
| アルコール分 | 4.5% |
| 内容量 | 370ml |
| 原材料 | 麦芽(国内製造)、ホップ(山梨県北杜市) |
| 賞味期限 | 6か月 |
| 保存 | 要冷蔵 |
| 価格 | オープン価格 |
※2026年10月の発表内容です。
原材料の欄には産地がそのまま書かれています。
麦芽は国内製造、ホップは山梨県北杜市と、2行で言い切っています。
賞味期限は6か月で、要冷蔵です。
常温で置いておける缶ビールとは扱いが違うので、買ったら冷蔵庫に入れてください。
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ホップは日本初の国産品種「かいこがね」

かいこがね(甲斐黄金)は、日本で初めて生まれた国産ホップの品種です。
風としまなみに使われているのは、山梨県北杜市で育ったかいこがねです。
ホップは産地によって香りの出方が変わります。
かいこがねの場合は、柑橘を思わせる香りが立つのが持ち味だと説明されています。
風としまなみは、柑橘感を軽やかな飲み口に乗せる方向でまとめられました。
苦みで押すのではなく、香りで飲ませる組み立てです。
北杜市という産地にも理由があります。
造り手の松岡風人さんが長く働いたのが、北杜市にある八ヶ岳ブルワリーでした。
麦芽も国産。造り手にとっては初めての試み

しまなみブルワリーの定番は、国産麦芽では造られていません。
ストライクピルスナーとファーストラガーの2種類は、ドイツ産とカナダ産の麦芽を混ぜて使っています。
混ぜるのには狙いがあります。
麦のうまみが強いドイツ産と、酵素力が強くすっきり仕上がるカナダ産を、経験から決めた配分で合わせているという説明です。
風としまなみは、2か国の麦芽を混ぜる組み立てを外しました。
日本産麦芽を使ったピルスナーは人生で初めての試みだった、と松岡さんはコメントしています。
位置づけは準定番です。
一度きりの限定ではなく、ジャパニーズピルスナーとして続けていく前提の銘柄になっています。
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造ったのは世界大会で3部門の最優秀賞を取った松岡風人さん

しまなみブルワリーのオーナーブルワーは、松岡風人(まつおか かざと)さんです。
1983年生まれ、広島県府中市の出身です。
東京農業大学で醸造を学んだあと、ビール職人の山田一巳さんに憧れて進路を決めました。
山田さんが醸造長を務めていた萌木の村株式会社の八ヶ岳ブルワリーに、2008年に入社しています。
2015年からは同じブルワリーで醸造長を務めました。
転機になったのは2020年です。
英国の出版社が主催する世界的な審査会「ワールド・ビア・アワード」で、手がけた3つのビールが最優秀賞に選ばれました。
受賞をきっかけに故郷の広島へ戻ることを決め、2021年12月にしまなみブルワリーを設立しています。
醸造が始まったのは2023年3月です。
マイクロブルワリーでは珍しく、ラガーを主軸に据えた造りを続けています。
ラガーにこだわった結果は、審査会の評価にも出ています。
定番のストライクピルスナーは、ワールド・ビア・アワードのクラシックピルスナー部門で2024年と2025年の2年続けてCOUNTRY WINNER(国内最高賞)に選ばれました。
しまなみブルワリーのビールを購入する方法

通販に並んでいるのは、しまなみブルワリーの定番ラガーです。
風としまなみとは別の商品になりますが、造り手も尾道の醸造所も同じです。
どれも要冷蔵の商品です。
届く日に受け取れるかを確かめてから注文してください。
ストライクピルスナー 370ml×6本
2年続けて国内最高賞に選ばれた看板の一本です。
ラガーのど真ん中というコンセプトで造られています。
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定番ラガー2種の飲み比べ 370ml×6本
ストライクピルスナーとファーストラガーが3本ずつ入ります。
どちらが好みかを先に決めたいなら、飲み比べが向きます。
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ふるさと納税:尾道市の定番ラガー飲み比べ 6本
しまなみブルワリーのある尾道市は、定番ラガーを返礼品にしています。
寄付の枠が余っているなら、こちらから選ぶ手もあります。
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このビールがおすすめな人

風としまなみがいちばん向いているのは、ビールの原料がどこから来ているかを気にする人です。
クラフトビールの原材料表示を見ると、麦芽もホップも輸入であることが珍しくありません。
しまなみブルワリー自身の定番2種も、麦芽はドイツ産とカナダ産です。
風としまなみは、輸入原料という前提を入れ替えた一本になります。
麦芽もホップも国産で、産地まで表示に書かれています。
もうひとつ向いているのは、度数の高いビールが続くと疲れる人です。
4.5%は一般的なビールより低い設定なので、食事のあいだ通して飲んでも重くなりにくい組み立てになっています。
まとめ

しまなみブルワリーの「風としまなみ」は、原料を国産でそろえたピルスナーです。
- 2026年10月5日発売。370ml缶で度数は4.5%、スタイルはピルスナー
- 原材料は麦芽(国内製造)とホップ(山梨県北杜市)の国産原料100%
- ホップは日本初の国産品種「かいこがね(甲斐黄金)」。柑橘を思わせる香りが特徴
- 定番2種はドイツ産とカナダ産の麦芽を使っており、国産麦芽は造り手にとって初の試み
- 位置づけは準定番。ジャパニーズピルスナーとして続ける前提
- 造り手の松岡風人さんは2020年のワールド・ビア・アワードで3部門の最優秀賞を獲得
- 定番のストライクピルスナーは同賞のクラシックピルスナー部門で2年連続の国内最高賞
要冷蔵なので、届いたらすぐ冷蔵庫へ入れてください。
大好きなビールを存分に楽しみましょう。
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