一番搾りが中味とパッケージを刷新。糖化法をインフュージョン法に変え、10月19日から堤真一さんらの新CM4篇が始まる
定番のビールは、気づかないうちに中味が変わっていることがあります。
「キリン一番搾り生ビール」が変わりました。ホップの配合を見直し、糖化の方法をインフュージョン法に切り替えています。
切り替えは2026年8月の製造分から順次進んでいます。
2026年10月19日からは、堤真一さんと有村架純さんが出る新しいCMが流れ始めます。
この記事は、こんなことを知りたいあなた向けです。
- 一番搾りの何が変わったのか
- 糖化法を変えると味がどうなるのか
- パッケージはどこが違うのか
- CMはいつ、誰が出るのか
読み終えるころには、棚にある缶が新しいものかどうかを見分ける手がかりがつかめます。
一番搾りの中味とパッケージが変わった

変わったのは中味とパッケージの2つです。切り替わるのは2026年8月の製造分からで、古い在庫がなくなった売り場から順に新しいものに入れ替わります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | キリン一番搾り生ビール |
| アルコール分 | 5% |
| 純アルコール量 | 350ml缶 14g/500ml缶 20g |
| 容器と容量 | 缶 135ml・250ml・350ml・500ml/小びん・中びん・大びん/樽 7L・15L・20L/ペットボトル 3L |
| 価格 | オープン価格 |
| 発売地域 | 全国 |
| 切り替え | 2026年8月製造品より順次 |
※キリンビールが2026年10月19日に発表した内容による
アルコール分は5%のままです。容器の種類も変わりません。
一番搾りは1990年に出たブランドです。麦汁をろ過する工程で最初に流れ出る「一番搾り麦汁」だけを使う製法から名前が付いています。
麦芽100%と一番搾り製法は今回も変わりません。
ホップの配合と糖化の方法を変えた

中味の変更点は2つです。ホップの配合と、糖化の方法になります。
ホップはザーツとヘルスブルッカーの配合を見直した
配合を最適化したのは、ザーツホップとヘルスブルッカーホップです。どちらも苦みより香りを担うホップで、長くヨーロッパのビールに使われてきました。
ザーツはチェコのピルスナーで知られる品種、ヘルスブルッカーはドイツのホップです。2つの量と組み合わせを見直したことになります。
糖化法をインフュージョン法に変えた
もう1つの変更が、糖化の方法です。糖化は、砕いた麦芽をお湯と混ぜてデンプンを糖に変える工程を指します。ビールの味の土台になる部分です。
インフュージョン法は、仕込み槽のなかで温度を上げながら糖化する方法です。麦汁の一部を取り出して煮沸し、戻して温度を上げるデコクション法とは手順が違います。
煮込む工程がないぶん、麦の味がすっきり出やすい作りになります。
キリンが挙げている仕上がりは、麦のうまみが感じられ、調和がとれて飲みやすい味わいです。狙いは飲み飽きない味だとしています。
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パッケージは余白を広げてしずくを磨いた

パッケージにも手が入りました。缶を見れば、新しいものかどうかがわかります。
これまでのデザインは「おいしい」「高品質」を前に出す作りでした。新しいデザインは余白を広げ、澄んだしずくの印象を磨いています。
キリンが掲げているのは、今の時代に合っているというイメージを強めることです。
10月19日と26日に新CMが4篇出る

切り替えに合わせて、新しいテレビCMが4篇出ます。どれも30秒で、全国で順次流れます。
| 篇名 | 出演 | 放映開始 | 中身 |
|---|---|---|---|
| そのビール俺のじゃない? | 堤 真一さん | 2026年10月19日(月) | 焼き鳥屋で、ほかの客に運ばれる一番搾りを見て確かめる |
| 鰻屋での葛藤 | 有村 架純さん | 2026年10月19日(月) | うな重を前に、頼むかどうか迷ったすえに注文する |
| 番頭さんは離席中 | 賀来 賢人さん | 2026年10月26日(月) | 銭湯の休憩所で、番頭さんが戻るまで飲めずに待つ |
| 常連さん集う屋台 | 小芝 風花さん | 2026年10月26日(月) | 屋台で相席になった常連客と乾杯する |
※キリンビールの発表による
4篇とも、外で飲む場面で統一されています。焼き鳥屋、鰻屋、銭湯、屋台の4つです。
キリンは、1990年の発売当初から掲げてきたのは、おいしいビールのうれしさで日本を明るくすることだとしています。
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誰に関係があるか

いちばん関係があるのは、一番搾りをいつも飲んでいる人です。
ホップの配合と糖化の方法が変わったので、同じ銘柄でも飲み口が変わります。
箱で買い置きしている人にも関係があります。
切り替えは2026年8月の製造分からで、売り場に残っている古い在庫と新しいものが並ぶ時期があります。缶のデザインが見分ける手がかりになります。
酒税改正のあとに買う銘柄を決め直そうとしている人にも関係があります。
2026年10月1日の改正でビールの税負担が軽くなり、ビールの売れ行きが伸びています。売れ行きが伸びているさなかに、定番が中味を変えたことになります。
反対に、アルコール分の変化を気にしている人は、身構えなくて大丈夫です。
5%のままで、切り替えの前後で変わりません。
まとめ

新しい「一番搾り」についてまとめます。
- 「キリン一番搾り生ビール」の中味とパッケージが変わった
- 切り替えは2026年8月の製造分から順次
- ホップはザーツとヘルスブルッカーの配合を見直した
- 糖化の方法をインフュージョン法に変えた
- 麦芽100%と一番搾り製法は変わらない。アルコール分も5%のまま
- パッケージは余白を広げ、澄んだしずくの印象を磨いた
- 新CMは全4篇。堤真一さんと有村架純さんの2篇が10月19日、賀来賢人さんと小芝風花さんの2篇が10月26日から
- 4篇とも焼き鳥屋、鰻屋、銭湯、屋台という外で飲む場面
定番の中味を変えるのは、売れている銘柄ほど難しい判断になります。キリンは一番搾り製法と麦芽100%を残したまま、ホップの配合と糖化の工程だけを入れ替えました。
飲み慣れた人ほど、違いに気づく変え方です。
買い物のついでに、缶のデザインを見比べてみてください。
大好きなビールを存分に楽しみましょう。
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