TAP:020を徹底紹介!ニュウマン高輪の小川珈琲ラボに入った常時9種類のクラフトビール醸造所
泉岳寺駅から歩いてすぐ、ニュウマン高輪MIMUREの2階に、コーヒー屋が開いた醸造所があります。東京都港区高輪のTAP:020です。
入っているのは、小川珈琲が2026年3月28日に開いた「OGAWA COFFEE LABORATORY 高輪」の中。約4,000平方メートルのワンフロアに12のラボが並び、ビールを造るラボが1区画を占めています。
タップは9基で、常時9種類を注ぎます。仕込みから発酵、完成までの工程を客席から眺められるのが特徴です。
- コーヒー屋がなぜビールの醸造所を持ったのか
- 店名の「020」は何を指しているのか
- どんなビールが並んでいるのか
- 店はどこにあって、いつ開いているのか
それでは、TAP:020について詳しく紹介していきます。
TAP:020とは

TAP:020は、東京都港区の高輪にある醸造所です。正式な名前は「OGAWA COFFEE LABORATORY TAP : 020 The Brewing Lab」で、業種としてはビアバーにあたります。
運営するのは、京都で創業したコーヒー会社の小川珈琲です。
入っている建物は、2026年3月27日に開業したニュウマン高輪の新エリア、MIMUREです。MIMUREの2階ワンフロアを使って、小川珈琲が新しい業態「OGAWA COFFEE LABORATORY 高輪」を2026年3月28日に開きました。
広さは約4,000平方メートルで、12のラボが並んでいます。コーヒーの抽出、焙煎、パン、ショコラ、ジェラート、ピザ、ワインバー、本。ビールの醸造所は、並びのひとつとして置かれました。
ラボにはそれぞれ3文字から4文字の略号と数字が付きます。ビールのラボに与えられた番号が「020」でした。
| 店舗名 | OGAWA COFFEE LABORATORY TAP : 020 The Brewing Lab |
|---|---|
| 運営 | 小川珈琲 |
| 所在地 | 東京都港区高輪2-22-1 NEWoMan TAKANAWA MIMURE 2階 |
| 開業 | 2026年3月28日 |
| タップ | 9基(常時9種類) |
| ブルワー | ベック・グレゴリー・ホアンさん |
| 入っている施設 | OGAWA COFFEE LABORATORY 高輪(約4,000平方メートル・12のラボ) |
| 電話番号 | 03-6277-4558 |
TAP:020 3つの特徴

高輪ゲートウェイの周りには、新しい飲食店が次々と増えています。わざわざコーヒー屋の中のビールを飲みに行く理由はどこにあるのでしょうか。
立地と造り方と造り手に、3つの特徴があります。
特徴1:コーヒー屋が並べた12のラボのひとつとして醸造所が入っている
醸造所が単独で店を構えているのではありません。パンやショコラ、ジェラート、ピザと同じフロアに、ビールを造るラボとして置かれています。
同じフロアで焼いたパンや溶かしたチョコレートを、注ぎたてのビールと合わせられる形です。ビールに合わせる料理を外から持ってくる必要がありません。
| ラボ | 扱うもの |
|---|---|
| TAP : 020 The Brewing Lab | クラフトビールの醸造 |
| PAN : 013 The Fermenting Lab | パン |
| CCL : 047 The Tempering Lab | ショコラ |
| PIZ : 550 The Composing Lab | ピザ |
| GLS : 125 The Swirling Lab | ワイン |
| CUP : 092 The Extracting Lab | コーヒーの抽出 |
| GLT : 196 The Texturing Lab | ジェラート |
| KIT : 360 The Connecting Lab | 料理 |
| DELI : 365 The Balancing Lab | デリ |
| DLC : 052 The Healing Lab | スイーツ |
| HON : 273 The Unfolding Lab | 本 |
| KURA : 000 The Gathering Lab | 集いの場 |
※12のラボの名称は運営の発表による
特徴2:店名の020は発酵の平均温度20度から取られている
数字の「020」には意味があります。ビールを発酵させるときの平均温度、20度から取られました。
温度を名前に据えたのは、造り方の軸が温度の管理にあるからです。醸造では「原料」「酵母」「温度」「時間」の4つに焦点を当て、味と香りを細かく設計しています。
原料は、アメリカ、ドイツ、オーストリアから選んだ麦芽とホップです。組み合わせを変えることで、1つの醸造所から幅のあるスタイルを出しています。
1回の仕込みでできるビールは600リットルから700リットルほど。大量に造って寝かせるのではなく、短い周期で回していく規模です。
特徴3:ブルワーはアメリカ出身で、日本の発酵文化を研究してきた
造っているのはベック・グレゴリー・ホアンさんです。アメリカのアリゾナ出身で、もともと家庭でクラフトビールを醸造していました。
日本に長く暮らすなかで、日本酒をはじめとする発酵文化を深く研究してきた人でもあります。
アメリカのクラフトビールの造り方と、日本の発酵の知識。2つを持った造り手が、コーヒー屋のフロアでビールを仕込んでいます。
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常時9種類そろうクラフトビール

タップは9基あり、常時9種類がそろいます。季節に合わせて中身が入れ替わる組み立てです。
銘柄には番号が振られています。開業したときに注がれたのは、ウエストコーストIPA、アンバーエール、アメリカンラガーの3つのスタイルでした。
no.04 BEACH CAMP Amber Ale:麦芽の旨みとまろやかな香ばしさが中心にくる
ホップの苦みや香りで押すのではなく、麦芽の旨みを正面に置いたアンバーエールです。
まろやかな香ばしさとコクを、じっくり味わうタイプに仕上げられています。
合わせる相手として挙げられているのは、同じフロアのPAN : 013が焼く季節の石臼挽きカンパーニュです。ローズ酵母でゆっくり発酵させたパンの香りと酸味に、アンバーエールの香ばしさとコクが重なります。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★★★☆ |
| キレ | ★★★☆☆ |
| 苦み | ★★★☆☆ |
| 酸味 | ★★☆☆☆ |
| 甘み | ★★★☆☆ |
no.05 DEEP GRATITUDE Coffee Stout:焙煎豆をホールのまま4日間浸けた黒ビール
コーヒー屋の醸造所らしい一杯です。焙煎した豆をホールのまま4日間浸け込み、コーヒーの香味をおだやかに移しています。
挽かずに豆のまま使うため、酸味が強くなりすぎません。ミルクチョコレートと合わせやすい方向にまとめられています。
名前の「DEEP GRATITUDE」には、コーヒーの生産者への感謝と、ビールを買ってくれる客への気持ちが込められています。
合わせる相手に挙げられているのは、CCL : 047のガーナミルク50%のショコラです。スタウトでチョコレートを溶かしながら飲む、という楽しみ方が想定されています。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★★★★ |
| キレ | ★★★☆☆ |
| 苦み | ★★★☆☆ |
| 酸味 | ★★☆☆☆ |
| 甘み | ★★★☆☆ |
※銘柄は季節によって入れ替わります。2026年10月時点で名前が公表されているのは上の2種類です。残りの銘柄は訪ねた日のタップで確かめてください。
ニュウマン高輪MIMUREの2階で味わう

店があるのはニュウマン高輪MIMUREの2階です。都営浅草線と京急本線の泉岳寺駅、JRの高輪ゲートウェイ駅から歩いて行けます。
醸造設備はガラス越しに見えます。仕込みから発酵、完成までの工程を客席から眺めながら飲める造りです。
平日は16時から、土日祝は11時から開きます。昼から飲めるのは週末だけなので、平日に寄るなら夕方以降の予定に組み込んでください。
予算の目安は1,000円台です。同じフロアのラボで買ったパンやピザ、ショコラと合わせられるので、食事とまとめて楽しめます。
店舗情報
最寄りは泉岳寺駅ですが、高輪ゲートウェイ駅からも歩けます。
| 店舗名 | OGAWA COFFEE LABORATORY TAP : 020 The Brewing Lab |
|---|---|
| 所在地 | 東京都港区高輪2-22-1 NEWoMan TAKANAWA MIMURE 2階 |
| 最寄り駅 | 都営浅草線・京急本線 泉岳寺駅/JR 高輪ゲートウェイ駅 |
| 営業時間 | 平日 16:00〜23:00(L.O. フード22:00・ドリンク22:30)/土曜・日曜・祝日 11:00〜23:00(L.O. フード22:00・ドリンク22:30) |
| 電話番号 | 03-6277-4558 |
| 席数 | 総席数307席 |
| 予算の目安 | 1,000円〜1,999円 |
| 運営 | 小川珈琲 |
| 公式ページ | oc-ogawa.co.jp/ocl-takanawa |
※2026年10月時点の情報です。営業時間や定休日は変わることがあります。訪問前に公式サイトで最新の情報をご確認ください。
※2026年10月時点の情報です。営業時間や定休日は変わることがあります。訪問前に公式サイトで最新の情報をご確認ください。
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まとめ

TAP:020についてまとめます。
- 小川珈琲が2026年3月28日に開いた「OGAWA COFFEE LABORATORY 高輪」の中にある醸造所
- 場所はニュウマン高輪MIMUREの2階。約4,000平方メートルに12のラボが並ぶ
- 店名の「020」は、ビールを発酵させるときの平均温度20度から取られている
- 醸造では原料・酵母・温度・時間の4つに焦点を当てる
- 麦芽とホップはアメリカ、ドイツ、オーストリアから選び、1回の仕込みで600〜700リットルを造る
- タップは9基で常時9種類。季節で入れ替わる
- ブルワーはアメリカのアリゾナ出身のベック・グレゴリー・ホアンさん。日本酒など日本の発酵文化も研究してきた
- 同じフロアのパン、ショコラ、ピザと合わせて飲める
コーヒー会社がビールを造ると聞くと、話題づくりのように響くかもしれません。実際に置かれたのは、発酵の温度を店名にするほど造り方に踏み込んだ醸造所でした。
コーヒーもビールも、焙煎と発酵という工程を抱えた飲み物です。12のラボを並べたフロアで隣同士に置かれたのには、理由があります。
泉岳寺の駅を出たら、2階まで上がってみてください。
大好きなビールを、気持ちよく味わいましょう。
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