THIS BREWINGを徹底紹介!デザイン会社が湯島で始めた「いまだけの一杯」を造るブルワリー
東京都台東区の湯島にある醸造所、THIS BREWINGを紹介します。
デザイン会社が母体になっている醸造所です。
ラベルもグッズも社内で手がけていて、白を基調にした店はカフェのような構えになっています。
店名の「THIS」には理由があります。
「this week」「this year」のように、いまを指す言葉です。仕込むたびにレシピを変え、いましか飲めない一杯を出すという考え方から付けました。
それでは、THIS BREWINGのビールと店についてわかりやすく紹介していきます。
この記事は、こんなことを知りたいあなた向けです。
- THIS BREWINGがどんな醸造所なのか
- なぜデザイン会社がビールを造っているのか
- どんな銘柄を造っているのか
- いつ行けば飲めるのか
読み終えるころには、湯島で飲んでみたい一杯が見つかります。
THIS BREWINGとは

THIS BREWINGは、東京都台東区上野にある醸造所併設のタップルームです。
東京メトロ千代田線の湯島駅から徒歩2分、ナガホリ第一ビルの1階と2階を使っています。
運営は有限会社タングラムで、デザインを本業とする会社です。
立ち上げたのはクリエイティブディレクターの矢吹誠さんです。
製造免許を取ったのは2023年7月5日です。
同じ月にビアパブとして先に店を開き、自分たちで造ったビールを出し始めたのは2023年10月でした。
醸造設備はガラス越しに見えます。
300リットルのタンクが4台並び、仕込み用のタンクも別に据えてあります。
THIS BREWING 3つの特徴

THIS BREWINGの特徴は3つあります。
銘柄の入れ替え方、素材の選び方、そしてデザインの扱いです。
特徴1:仕込みごとにレシピを変えて出し続ける
同じレシピを繰り返さず、仕込むたびに中身を変えているのが特徴です。
1つの銘柄が出来上がるまでにかかるのは3週間から4週間で、年に40種類ほどを回しています。
銘柄の名前は「this pale ale」のように、すべて小文字の「this」で始まります。
副原料を足したときは「w/earl grey」のように後ろに書き足す形です。
特徴2:茶葉や果実、スパイスを積極的に使う
副原料の幅が広いのも持ち味です。
アールグレイの茶葉、ラズベリー、青梅、ポンカン、ココナッツ、カカオニブ、ニンジンまで使ってきました。
京都の一保堂茶舗のくき煎茶を使った3周年のビールもあります。
シナモンやカルダモン、クローブ、スターアニスを合わせた冬向けの一杯も造っています。
特徴3:ラベルもグッズも社内のデザイナーが作る
母体がデザイン会社なので、缶のラベルやグッズを社内で作れます。
白を基調にした店の内装も、同じ手で組み立てられています。
日本の職人が吹いたハンドメイドのグラスも置いています。
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THIS BREWINGの銘柄

銘柄は次々に入れ替わります。
これまでに造ってきた中から6種類を紹介します。
this pale ale:最初の1杯に選びやすい定番のペールエール
定番のペールエールです。
アルコール度数は5.5パーセントです。
軽やかな口当たりから、ホップ由来の柑橘感とココナッツを思わせるミルキーな香りが広がります。
苦みが強くないので、最初の1杯に向きます。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★☆☆☆ |
| キレ | ★★★★☆ |
| 苦み | ★★☆☆☆ |
| 酸味 | ★☆☆☆☆ |
| 甘み | ★★★☆☆ |
this hazy IPA:桃とライチの香りが立つ濁ったIPA
霞がかった黄色いIPAです。
アルコール度数は6パーセントです。
たっぷり使ったホップが、桃やライチのような甘い香りを出します。
口に含むとグレープフルーツのような爽やかさが続きます。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★★☆☆ |
| キレ | ★★☆☆☆ |
| 苦み | ★★★☆☆ |
| 酸味 | ★★☆☆☆ |
| 甘み | ★★★☆☆ |
this west coast IPA:黄金色で苦みの余韻が残るIPA
澄んだ黄金色のウエストコーストIPAです。
アルコール度数は6.5パーセントです。
グラスからあふれる柑橘の香りと、飲み込んだあとに響く苦みが持ち味です。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★★☆☆ |
| キレ | ★★★★☆ |
| 苦み | ★★★★★ |
| 酸味 | ★☆☆☆☆ |
| 甘み | ★★☆☆☆ |
this pale ale w/earl grey:ベルガモットが通り抜ける紅茶のペールエール
アールグレイの茶葉を漬け込んだペールエールです。
アルコール度数は5.5パーセントです。
ベルガモットの香りが最初から最後まで通り抜けます。
ほどよい甘みもあり、ゆっくり飲める一杯です。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★☆☆☆ |
| キレ | ★★★☆☆ |
| 苦み | ★★☆☆☆ |
| 酸味 | ★★☆☆☆ |
| 甘み | ★★★☆☆ |
this sour ale w/raspberry:赤い液色のまろやかなサワーエール
ラズベリーの果実をたっぷり使ったサワーエールです。
アルコール度数は5.5パーセントです。
酸味はまろやかで、甘みとのつり合いが取れています。
後味がきれいなので、飲み疲れません。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★☆☆☆ |
| キレ | ★★★☆☆ |
| 苦み | ★☆☆☆☆ |
| 酸味 | ★★★★☆ |
| 甘み | ★★★☆☆ |
this stout w/coconut & cacao:ビターチョコレートを思わせる黒ビール
ココナッツとカカオニブを漬け込んだスタウトです。
アルコール度数は6パーセントです。
焼いた砂糖のような香りから、やさしい甘みが口に広がります。
ココナッツの香りが鼻に抜け、ビターチョコレートのような余韻が残ります。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★★★★ |
| キレ | ★★☆☆☆ |
| 苦み | ★★★★☆ |
| 酸味 | ★☆☆☆☆ |
| 甘み | ★★★★☆ |
湯島のタップルームを訪ねる

THIS BREWINGのビールは、湯島の店で飲めます。
日曜は昼12時から開くので、上野公園を歩いたあとに寄れます。
1階は立ち飲み、2階はカフェのようなテーブル席
1階は醸造設備の並ぶ立ち飲みのタップルームです。
2階はテーブル席で、本を読んだり手を動かしたりしながら過ごす人もいます。
フードには、新御徒町の薪窯ピッツァ店から届く生地で焼くパニーノがあります。
缶を買って帰れる
テイクアウト用の缶も置いています。
4本入りと6本入りのギフトボックスもあるので、贈りものにも使えます。
店舗情報
| 店舗名 | THIS BREWING brewery & tap room |
|---|---|
| 所在地 | 東京都台東区上野1-3-7 ナガホリ第一ビル1F・2F |
| 最寄り駅 | 東京メトロ千代田線 湯島駅から徒歩2分 |
| 営業時間 | 月曜・水曜・木曜 15:00〜21:00 金曜 15:00〜22:00 土曜 13:00〜21:00 日曜 12:00〜20:00 |
| 定休日 | 火曜 |
| 公式サイト | thisbrewing.jp |
※2026年9月時点の情報です。営業時間や定休日は変わることがあります。訪問前に公式サイトで最新の情報をご確認ください。
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まとめ

THIS BREWINGは、次のような醸造所です。
- 湯島駅から徒歩2分、ナガホリ第一ビルの1階と2階を使う醸造所併設のタップルーム
- 運営はデザイン会社の有限会社タングラム。立ち上げたのは矢吹誠さん
- 2023年7月にビアパブとして開き、自家醸造のビールは同じ年の10月から
- 300リットルのタンク4台で、年に40種類ほどを仕込む
- アールグレイ、ラズベリー、青梅、ココナッツなど副原料の幅が広い
湯島の坂を上る前に、いましか飲めない一杯を確かめてみてください。
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