ふたこビールを徹底紹介!二子玉川と瀬田の2醸造所で街のホップと果実を仕込むローカルビール
東京都世田谷区の二子玉川で生まれたクラフトビール、ふたこビールを紹介します。
醸造所は2か所あります。
二子玉川駅のそばにある柳小路のブリューパブと、用賀寄りの瀬田で元の鰻屋を改装した醸造所です。
目指しているのは、街の景色に溶け込む日常のビールです。
住民に苗を配ってホップを育ててもらい、世田谷で穫れた果実を仕込みに使っています。
それでは、ふたこビールのビールと店についてわかりやすく紹介していきます。
この記事は、こんなことを知りたいあなた向けです。
- ふたこビールがどんな醸造所なのか
- 2つの醸造所がどう違うのか
- どんな銘柄があるのか
- どこで飲めて、どうすれば手に入るのか
読み終えるころには、二子玉川で飲んでみたい一杯が見つかります。
ふたこビールとは

ふたこビールは、東京都世田谷区の二子玉川で生まれたクラフトビールです。
運営は株式会社ふたこ麦麦公社で、代表は市原尚子さんです。
会社ができたのは2015年2月5日です。
同じ年に世田谷ホッププロジェクトを始め、住民に配った苗から採れたホップでビールを仕込みました。
自分たちの醸造所を持ったのは2018年11月30日です。
二子玉川駅のそばの柳小路に、醸造設備を備えたブリューパブを開きました。発泡酒の製造免許が下りたのは2019年8月8日です。
2つ目の醸造所は瀬田にあります。
免許が下りたのは2021年7月9日で、倉庫として借りていた古い一軒家を改築して500リットルの設備を入れました。
フラッグシップの「フタコエール」は、世田谷みやげに選ばれています。
創業から地元の人に飲まれ続けてきた1本です。
ふたこビール 3つの特徴

ふたこビールの特徴は3つあります。
原料の集め方、2つの醸造所の役割分担、そしてビール以外への広がりです。
特徴1:住民に苗を配ってホップを育ててもらう
世田谷ホッププロジェクトは、街中にホップの緑を増やす取り組みです。
住民にホップの苗を配り、庭やベランダで育ててもらいます。秋に実った分を回収して、世田谷のビールの材料にします。
配った苗は2015年に約100株、2016年には約400株にのぼりました。
ホップは夏にツルを伸ばし、アサガオやゴーヤのようにグリーンカーテンになります。ビールの材料を育てながら、夏の日陰も作れるという二重の役目があります。
果実も世田谷から集めます。
「せたがやそだちのシーズナル」というシリーズでは、世田谷区の農福連携ファームの梅や、無農薬の柚子、ブルーベリーを使ってきました。農産物を余すことなく使うため、余剰品を買い取る取り組みもしています。
特徴2:玉川は小ロット、瀬田は量産と受託で役割が違う
2つの醸造所は仕込みの規模が違います。
玉川のブリューパブは150リットルの仕込み釜、瀬田は500リットルの設備です。
玉川では小回りの利く仕込みをしています。
世田谷産の果実を使ったシーズナルや、長野県の安曇野弐七農園のりんごを使ったサイダーも造ります。
瀬田は定番とシーズナルの量産を担います。
あわせて、企業や団体から頼まれたビールを造る委託醸造と、自分だけのビールを仕込める手造り醸造体験も受け付けています。
特徴3:ビール以外にも手を広げている
造っているのはビールだけではありません。
世田谷産の無農薬レモンを手で絞ったクラフトレモンサワーや、りんごのサイダーもラインナップに並びます。
届け方にも工夫があります。
「Futako Craft My Tap」は、注ぎたての生ビールを3リットルの樽で自宅まで届ける仕組みです。店で注いだような細かい泡を家で再現できます。
玉川の店ではコーヒーも出します。
用賀のWOODBERRY COFFEE ROASTERSに頼んだ、ふたこビール用のオリジナルブレンドです。
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ふたこビールの定番ラインナップ

定番は5種類です。
季節ごとのシーズナルが加わり、2026年からは仕込むたびにホップやレシピを変える「十杯十色」もレギュラーに入りました。
FUTAKO ALE(フタコエール):麦のコクとホップの香りが釣り合う度数5パーセントのペールエール
創業当初から造り続けているフラッグシップです。
アルコール度数は5パーセントです。
麦のコクとホップの華やかな香りが釣り合う組み立てで、地元の人にいちばん飲まれてきました。
世田谷みやげにも選ばれています。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★★☆☆ |
| キレ | ★★★☆☆ |
| 苦み | ★★★☆☆ |
| 酸味 | ★☆☆☆☆ |
| 甘み | ★★★☆☆ |
FUTAKO LAGER(フタコラガー):すっきり切れる度数5パーセントのラガー
定番の中で唯一のラガーです。
アルコール度数は5パーセントです。
後味がすっきり切れるので、食事と合わせても邪魔をしません。
夏には限定ラベルの缶も出ます。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★☆☆☆ |
| キレ | ★★★★★ |
| 苦み | ★★☆☆☆ |
| 酸味 | ★☆☆☆☆ |
| 甘み | ★★☆☆☆ |
HANAMIZUKI WHITE(ハナミズキホワイト):苦みを抑えた度数4.5パーセントのホワイトエール
小麦を使ったホワイトエールです。
アルコール度数は4.5パーセントで、定番の中でいちばん軽い1本です。
苦みが少なく、やわらかい口当たりです。
ジャパン・グレートビア・アワーズ2025で受賞しました。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★☆☆☆ |
| キレ | ★★★☆☆ |
| 苦み | ★☆☆☆☆ |
| 酸味 | ★★☆☆☆ |
| 甘み | ★★★☆☆ |
FUTAKO IPA(フタコIPA):ホップの苦みを立てた度数6パーセントのIPA
ホップをたっぷり使ったIPAです。
アルコール度数は6パーセントです。
香りと苦みをはっきり立てた、輪郭のある1本です。
軽い銘柄が並ぶ定番の中で、飲みごたえを求める日に向きます。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★★☆☆ |
| キレ | ★★★☆☆ |
| 苦み | ★★★★★ |
| 酸味 | ★★☆☆☆ |
| 甘み | ★★☆☆☆ |
FUTAKO BLACK(フタコブラック):コーヒーを思わせる度数5.5パーセントのスタウト
焙煎した麦芽を使った黒ビールです。
アルコール度数は5.5パーセントです。
コーヒーのような香ばしさとコクが前に出ます。
ハナミズキホワイトと並んで、ジャパン・グレートビア・アワーズ2025で受賞しました。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★★★★ |
| キレ | ★★☆☆☆ |
| 苦み | ★★★★☆ |
| 酸味 | ★☆☆☆☆ |
| 甘み | ★★★☆☆ |
Hazy IPA:にごりの中に果実の香りが広がる度数6パーセントのシーズナル
季節ごとに登場するヘイジーIPAです。
アルコール度数は6パーセントです。
にごった見た目のとおり、口当たりはやわらかく、果実のような香りが広がります。
苦みは控えめで、IPAが苦手な人にも向きます。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★★☆☆ |
| キレ | ★★☆☆☆ |
| 苦み | ★★★☆☆ |
| 酸味 | ★★☆☆☆ |
| 甘み | ★★★☆☆ |
2つの醸造所を訪ねて味わう

ふたこビールは、2つの醸造所のどちらでも飲めます。
駅前で気軽に寄れるのが玉川、腰を据えて過ごせるのが瀬田です。
Futako Brewery:二子玉川駅から徒歩5分のブリューパブ
柳小路という路地の2階にあります。
醸造設備が店内にあり、7つのタップには定番とシーズナル、そして「旅するビール」と題したほかの醸造所のゲストビールが並びます。
朝から夜まで通して開いています。
ビールに合う手作りのおつまみと、スペシャルティコーヒーもあるので、飲まない時間帯にも使えます。
| 店舗名 | Futako Brewery(ふたこビール醸造所) |
|---|---|
| 所在地 | 東京都世田谷区玉川3-13-7 柳小路南角2F |
| 最寄り駅 | 東急田園都市線・大井町線 二子玉川駅から徒歩5分 |
| 営業時間 | 11:30〜22:00 |
| 定休日 | 第4火曜日 |
| 電話番号 | 03-6411-7125 |
| 公式サイト | futakobeer.com |
※2026年9月時点の情報です。営業時間や定休日は変わることがあります。訪問前に公式サイトで最新の情報をご確認ください。
Seta Brewery(Unagiya Taproom):元鰻屋を改装した2つ目の醸造所
瀬田の醸造所には、Unagiya Taproomというタップルームが併設されています。
名前の由来はそのままで、建物がもと鰻屋だったことから付きました。
1階は醸造所を眺めながら飲めるカウンター席です。
2階はテーブル席とワークスペース、テラス席に分かれます。7つのタップに加えて、せたがやおでんなどのおつまみが並びます。
| 店舗名 | Seta Brewery/Unagiya Taproom(ふたこビール瀬田醸造所) |
|---|---|
| 所在地 | 東京都世田谷区瀬田5-2-1 |
| 最寄り駅 | 東急田園都市線 用賀駅から徒歩10分 |
| 営業時間 | 水〜金 11:00〜18:00(L.O. 17:30)/土・日・祝 14:00〜20:00(L.O. 19:30) |
| 定休日 | 月曜・火曜 |
| 電話番号 | 03-6432-7025 |
| 公式サイト | futakobeer.com |
※2026年9月時点の情報です。営業時間や定休日は変わることがあります。訪問前に公式サイトで最新の情報をご確認ください。
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ふたこビールを購入する方法

二子玉川まで足を運べないときでも、ふたこビールは飲めます。
350mlの缶が、世田谷区のふるさと納税の返礼品になっています。
銘柄を選んで買うなら公式オンラインショップ
飲みたい銘柄が決まっているなら、公式のオンラインショップが窓口になります。
銘柄ごとのセットのほか、定番を詰め合わせた飲みくらべのセット、季節限定のUme Ume Aleやユズジンジャーホワイトも並びます。
3リットルの樽で届く「Futako Craft My Tap」も、同じショップから注文できます。
ふるさと納税なら5本と8本から選べる
世田谷区の返礼品として、本数を選べるセットが用意されています。
5本はフタコエールが2本に、フタコラガー、ハナミズキホワイト、フタコIPAが1本ずつ。8本は4種類が2本ずつ入ります。
フラッグシップのフタコエールを多めにした構成なので、まず看板の味を確かめたい人に向きます。
賞味期限は製造日から3か月以内です。
ふるさと納税がなぜお得なのかについて知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
まとめ

ふたこビールは、次のような醸造所です。
- 二子玉川で生まれたローカルクラフトビール。運営は株式会社ふたこ麦麦公社、代表は市原尚子さん
- 2015年2月5日に会社ができ、2018年11月30日に二子玉川の柳小路でブリューパブを開いた
- 2021年には瀬田に2つ目の醸造所。もと鰻屋の建物で、タップルームの名前も「Unagiya Taproom」
- 玉川は150リットル、瀬田は500リットル。玉川が小ロット、瀬田が量産と委託醸造を担う
- 世田谷ホッププロジェクトで住民に苗を配り、収穫したホップをビールにする
- 定番はフタコエール・フタコラガー・ハナミズキホワイト・フタコIPA・フタコブラックの5種類
- 350mlの缶が世田谷区のふるさと納税の返礼品になっている
二子玉川の街で育った原料が入った一杯を、ぜひ試してみてください。
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