東京都豊島区の目白にある醸造所、Inkhorn Brewingを紹介します。

銘柄の名前も缶のラベルも、鳥でそろえている醸造所です。

文鳥のBuncho、サギのHeron、ハチドリのHummingbirdと並びます。

店のある目白も鳥の名前です。

「Mejiro」という銘柄は、土地の名前と鳥の名前の両方を指しています。

造るビールはヘイジーIPAが中心で、アルコール度数は6パーセント台から9パーセント台まで幅があります。

それでは、Inkhorn Brewingのビールと店についてわかりやすく紹介していきます。

この記事は、こんなことを知りたいあなた向けです。

  • Inkhorn Brewingがどんな醸造所なのか
  • なぜ銘柄の名前が鳥ばかりなのか
  • どんな銘柄を造っているのか
  • いつ行けば飲めるのか

読み終えるころには、目白で飲んでみたい一杯が見つかります。

Inkhorn Brewingとは

Inkhorn Brewingとは

Inkhorn Brewingは、東京都豊島区目白にある醸造所併設のタップルームです。

東京メトロ副都心線の雑司が谷駅から徒歩5分、JR山手線の目白駅から徒歩8分のビル1階にあります。

運営はInkhorn Brewing株式会社で、造り手は創業者の中出駿さんです。

会社を立ち上げたのは2020年でした。

国税庁の免許の一覧によると、ビールと発泡酒の製造免許を取ったのは2021年4月1日です。

公式インスタグラムも、醸造を始めたのは2021年4月だと書いています。

「Inkhorn」は、動物の角で作ったインク壺のことです。

ヨーロッパの学者や書き手が羽根ペンと一緒に使っていた道具の名前を、醸造所の名前にしています。

Inkhorn Brewing 3つの特徴

Inkhorn Brewing 3つの特徴

Inkhorn Brewingの特徴は3つあります。

名前の付け方、造るスタイルの偏り、そして造り手の出発点です。

特徴1:銘柄もラベルも鳥でそろえている

銘柄の名前は、ほとんどが鳥です。

文鳥のBuncho、サギのHeron、ハチドリのHummingbird、ゴクラクチョウのBird of Paradise、タゲリのLapwingと続きます。

缶のラベルにも、鳥や生きもの、植物が描かれます。

白と黒でまとめた店内の壁にも、色のついた鳥のイラストが並びます。

土地の名前も鳥に重ねています。

「Mejiro」は店のある目白と鳥のメジロをかけた銘柄で、同じメジロを指す英語の「Silvereye」という銘柄もあります。

特徴2:ヘイジーIPAに軸足を置いている

造る銘柄は、濁ったヘイジーIPAに寄っているのが特徴です。

ニューイングランドIPAと、度数を上げたダブルやトリプルが顔ぶれの中心を占めます。

度数の幅も大きく、6パーセントのMohuaから9パーセント台のDanger Raptorまであります。

ピルスナーやケルシュ、ポーターも造りますが、タップにつながる本数はヘイジーIPAのほうが多くなります。

ニュージーランドの鳥の名前を付けた銘柄もあります。

ニュージーランドでいちばん小さい鳥の名前を借りた「Titipounamu」は、ニュージーランド産のホップで仕込んだIPAです。

特徴3:アメリカで飲んだ味を自分で造るために始めた

造り手の中出さんは、学生時代にアメリカへ留学しています。

向こうで飲んでいたクラフトビールが帰国後に手に入らず、自分で造ろうと考えたのが出発点でした。

独立の前には、ほかの醸造所の立ち上げと醸造を裏方として経験しています。

ビールの説明の仕方にも考え方が出ています。

味の感じ方は人によって違うという前提に立ち、使った原料の情報を細かく添えるようにしています。

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Inkhorn Brewingの銘柄

Inkhorn Brewingの銘柄

タップにつながる銘柄は、常時7種類ほどで入れ替わります。

これまでに造ってきた中から6種類を紹介します。

Buncho:文鳥の名前をつけたアメリカンIPA

文鳥の名前をそのまま付けたIPAです。

アルコール度数は7パーセントです。

濁りを抑えたアメリカンIPAで、ホップの香りと苦みがまっすぐ出ます。

項目 評価
コク ★★★☆☆
キレ ★★★★☆
苦み ★★★★☆
酸味 ★☆☆☆☆
甘み ★★☆☆☆

Mejiro:目白と鳥のメジロをかけたヘイジーIPA

店のある土地と鳥の名前を重ねた銘柄です。

アルコール度数は6.7パーセントです。

濁った見た目と、ホップが生む果実のような香りが持ち味のニューイングランドIPAです。

苦みを立てず、やわらかい口当たりで飲ませます。

項目 評価
コク ★★★☆☆
キレ ★★☆☆☆
苦み ★★★☆☆
酸味 ★★☆☆☆
甘み ★★★☆☆

Heron:サギの名前をつけた度数7.5パーセントのダブルヘイジーIPA

サギの名前を付けた、度数を上げたヘイジーIPAです。

アルコール度数は7.5パーセントです。

ホップの量を増やしたぶん、香りが濃く重なります。

Untappdの評価では、Inkhorn Brewingの銘柄の中でも上位に並びます。

項目 評価
コク ★★★★☆
キレ ★★☆☆☆
苦み ★★★☆☆
酸味 ★★☆☆☆
甘み ★★★☆☆

Hummingbird:ハチドリの名前をつけたヘイジーIPA

ハチドリの名前を付けたニューイングランドIPAです。

アルコール度数は7パーセントです。

果実のような香りと、なめらかな口当たりがそろいます。

項目 評価
コク ★★★☆☆
キレ ★★☆☆☆
苦み ★★★☆☆
酸味 ★★☆☆☆
甘み ★★★☆☆

Danger Raptor:度数9パーセント台まで上げたトリプルヘイジーIPA

猛禽の名前を借りた、シリーズで仕込まれている銘柄です。

アルコール度数は9.2パーセントで、2025年に仕込んだものは10パーセントまで上がりました。

度数が高いぶん麦芽の甘みが残り、ホップの香りが厚く乗ります。

少しずつ味わう一杯です。

項目 評価
コク ★★★★★
キレ ★☆☆☆☆
苦み ★★★☆☆
酸味 ★★☆☆☆
甘み ★★★★☆

Flocc Members:群れをもじった名前のピルスナー

鳥の群れを意味する英語をもじった銘柄です。

アルコール度数は5.3パーセントです。

ヘイジーIPAが並ぶ中で、すっきり飲めるピルスナーとして置かれています。

項目 評価
コク ★★☆☆☆
キレ ★★★★★
苦み ★★☆☆☆
酸味 ★☆☆☆☆
甘み ★★☆☆☆

目白のタップルームを訪ねる

目白のタップルームを訪ねる

Inkhorn Brewingのビールは、醸造所に併設したタップルームで飲めます。

昼の13時から開くので、日が高いうちから一杯やれます。

ガラス越しに醸造設備が見える立ち飲み

席はなく、立ち飲みのスタイルです。

カウンターのガラス越しに、タンクの並ぶ醸造所が見えます。

内装は白と黒でまとめてあり、壁に鳥のイラストが飾られています。

住宅街の中にあるので、外から見るとカフェのような構えです。

グラウラーに詰めて持ち帰れる

量り売りにも対応しています。

グラウラーという専用の水筒に詰めてもらえば、できたてを家まで持ち帰れます。

店舗情報

店舗名 Inkhorn Brewing(インクホーンブルーイング)
所在地 東京都豊島区目白2-2-2 Mejiro222ビル1F
最寄り駅 東京メトロ副都心線 雑司が谷駅から徒歩5分
JR山手線 目白駅から徒歩8分
営業時間 月曜〜金曜 13:00〜21:00
土曜・日曜・祝日 12:00〜19:00
公式サイト inkhorn.jp

※2026年9月時点の情報です。営業時間や定休日は変わることがあります。訪問前に公式サイトで最新の情報をご確認ください。

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まとめ

まとめ

Inkhorn Brewingは、次のような醸造所です。

  • 雑司が谷駅から徒歩5分、目白駅から徒歩8分のビル1階にある醸造所併設のタップルーム
  • 2020年に会社を立ち上げ、2021年4月にビールと発泡酒の免許を取って醸造を始めた
  • 銘柄の名前も缶のラベルも鳥でそろえ、「Mejiro」は土地と鳥をかけている
  • 造るのはヘイジーIPAが中心で、度数は6パーセント台から9パーセント台まで
  • 立ち飲みで、ガラス越しに醸造設備が見える。グラウラーで持ち帰りもできる

目白の住宅街まで歩いたら、鳥の名前の中から飲んでみたい一杯を選んでみてください。

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