本来なら捨てられるものをビールに使う取り組みは、パンや規格外の野菜から広がってきました。

折れた野球のバットを使った一杯が出ます。

ヤッホーブルーイングの「そらとしば シーズナル#24 バットエール2026」です。

使ったのは北海道日本ハムファイターズの選手10名が実際に使って折れたバットです。

飲めるようになるのは2026年11月21日です。

場所はエスコンフィールドHOKKAIDOの球場内にある「そらとしば by よなよなエール」で、アルコール分は5.0%になります。

この記事は、こんなことを知りたいあなた向けです。

  • どうやってバットをビールにするのか
  • 誰のバットが使われているのか
  • どんな味と香りなのか
  • どこで、いくらで飲めるのか

読み終えるころには、バットエール2026がどんな一杯で、いつ球場へ行けば飲めるかがわかります。

折れたバットで仕込んだラガーが11月21日に出る

折れたバットで仕込んだラガーが11月21日に出る
※画像はイメージです

提供が始まるのは2026年11月21日です。

項目内容
製品名そらとしば シーズナル#24 バットエール2026
ビアスタイルフリースタイルライトラガー
アルコール分5.0%
原材料大麦麦芽、蒸留水(ウッドチップ)、ホップ、カラギナン
価格420ml 900円/510ml 1,100円
提供場所そらとしば by よなよなエール(エスコンフィールドHOKKAIDO球場内)
提供開始2026年11月21日(土)
醸造株式会社ヤッホーブルーイング

※株式会社ヤッホーブルーイングが2026年11月5日に発表した内容による

提供が始まる11月21日は、北海道日本ハムファイターズのファン感謝祭の日です。

「F FES 2026 supported by Fanatics」というイベントの当日から、店で注がれます。

「そらとしば シーズナル」は季節ごとに出しているシリーズで、今回が第24弾になります。

中身はラガーです。

そらとしば by よなよなエールがラガーを醸造するのは、今回が初めてだとしています。

開発を担当したブルワーの村田稀水さんは、狙いを次のように話しています。

「ラガースタイルの特長は爽やかで心地いい飲み心地。そこにバットの清涼なキャラクターがマッチします」

捨てられるものを使ったビールは、2013年にベルギーで生まれた余ったパンのビールが始まりとされています。

日本では2019年ごろから造られるようになり、規格外の野菜や果物、映画館で余ったポップコーンを使ったものまで広がりました。

食べ物を使う例が広がる一方で、プロ野球で使われた折れたバットを使う例は日本で唯一だとしています。

2025年10月時点の自社調べで、ニュースリリースなどで発表されたものを数えた結果です。

バットは水蒸気蒸留で香りだけを取り出している

バットは水蒸気蒸留で香りだけを取り出している
※画像はイメージです

バットそのものを仕込みに入れるわけではありません。

使うのは、バットから取り出した香りの成分です。

手順は3つに分かれます。

  • 折れたバットを細かく加工する
  • 水蒸気蒸留という手法で香気成分を取り出す
  • 取り出した成分をビールに加える

水蒸気蒸留は、水蒸気を通して香りの成分だけを取り出す方法です。

取り出した成分を加えることで、バットのウッディで爽やかな香りが楽しめる仕上がりになるとしています。

原材料の表示にある「蒸留水(ウッドチップ)」が、取り出した香りの成分を指しています。

村田さんは味わいについて、モルトの柔らかな味と清涼な香りを楽しんでほしいと話しています。

村田さんは山口県出身で、2015年にヤッホーブルーイングに入社しました。

2023年から「そらとしば by よなよなエール」のブルワーとして北海道に赴任し、バットエールは初年度から開発を担当しています。

開発した「そらとしば Play Ball! Ale」では、インターナショナル・ビアカップで金賞を取っています。

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10名の選手の折れたバットを、ファンと一緒に加工した

10名の選手の折れたバットを、ファンと一緒に加工した
※画像はイメージです

バットを加工したのはファンです。

「そらとしば バットビールプロジェクト」は、選手が使って折れたバットをファンと一緒にビールへ変える取り組みです。

今年で3年目になります。

年できごと
2024年初開催。バットを加工するイベントに定員の20倍、約400名の申し込みがあった
2025年参加定員を2.5倍に、使うバットの本数を2倍にして実施
2026年参加定員を昨年の1.2倍の60人に広げ、9月に加工イベントを実施

※株式会社ヤッホーブルーイングの発表による

バットを提供したのは10名の選手です。

選手名選手名
郡司 裕也水野 達稀
野村 佑希五十幡 亮汰
矢澤 宏太山縣 秀
清宮 幸太郎田宮 裕涼
万波 中正フランミル・レイエス

※株式会社ヤッホーブルーイングの発表による

日本のプロ野球と大学野球では、年間およそ10万本以上の木製バットが使われるとされています。

日本プロ野球選手会の数字で、折れたバットの多くは箸や箸置きなどに再利用されています。

香りを取り出したあとのバットも捨てません。

端材はキーホルダーに作り直され、11月8日の先行開栓イベントの参加者に配られる予定です。

切り落としたグリップの部分は、ビールサーバーのタップハンドルとして店で使われます。

キーホルダーとタップハンドルへの加工は、折れたバットの有効活用に取り組む大阪府泉佐野市のタロウズ株式会社が手がけています。

先行開栓は11月8日。11月9日には誰でも見られる配信がある

先行開栓は11月8日。11月9日には誰でも見られる配信がある
※画像はイメージです

一般提供より早く飲める日が11月8日にあります。

項目内容
イベント名そらとしば バットビールプロジェクト 先行開栓イベント
日程2026年11月8日(日)11:00〜/14:00〜
場所そらとしば by よなよなエール 1Fレストラン内
所要時間約60分
参加費3,300円(税込)
定員各回40名
チケット完売

※株式会社ヤッホーブルーイングの発表による

チケットはすでに完売しています。

内容はバットエール2026の先行提供のほか、ブルワーによるテイスティング講座と、球団やクラフトビールにちなんだクイズ大会です。

行けなくても見られる機会があります。

11月9日の18時ごろから30分ほど、そらとしば by よなよなエールの公式Xと公式インスタグラムで配信が行われます。

視聴は誰でもできます。

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バットエール2026を飲める場所

バットエール2026を飲める場所
※画像はイメージです

飲めるのは「そらとしば by よなよなエール」だけです。

店名 そらとしば by よなよなエール
場所 エスコンフィールドHOKKAIDO 球場内(北海道北広島市)/センターバックスクリーン
開業 2023年3月
提供開始 2026年11月21日(土)から
価格 420ml 900円/510ml 1,100円

※2026年11月時点の情報です。営業時間や定休日は変わることがあります。訪問前に公式サイトで最新の情報をご確認ください。

球場のセンターバックスクリーンにある醸造レストランです。

フィールドを一望できるクラフトビールの醸造レストランとしては世界で初めてだとしています。

開業は2023年3月で、球場限定のビールの製造や醸造所の見学ツアーも行っています。

提供がいつまで続くかは発表されていません。

期間限定の扱いなので、飲みたい場合は早めに訪ねてください。

発表されている販売場所は、そらとしば by よなよなエールだけです。

バットエール2026がおすすめな人

バットエール2026がおすすめな人
※画像はイメージです

バットエール2026が向くのは、次のような人です。

  • 北海道日本ハムファイターズのファン
  • 球場でしか飲めないビールを飲んでみたい
  • 木の香りがするビールに興味がある
  • 捨てられるものを使ったビールを試したい
  • 飲みやすいラガーが好き

濃厚で重いビールを飲みたい場合は向きません。

ベースは軽やかなラガーです。

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まとめ

まとめ
※画像はイメージです

まとめます。

  • 「そらとしば シーズナル#24 バットエール2026」の提供が2026年11月21日に始まる
  • 使ったのは北海道日本ハムファイターズの選手10名が使って折れたバット
  • バットは細かく加工したあと、水蒸気蒸留で香りの成分だけを取り出して加えている
  • ベースはラガー。そらとしば by よなよなエールがラガーを醸造するのは初めて
  • アルコール分は5.0%。420mlが900円、510mlが1,100円
  • 加工はファンと一緒に行う共創プロジェクトで、今年が3年目。2026年は60人で実施した
  • 香りを取ったあとの端材はキーホルダー、グリップ部分はタップハンドルになる
  • 先行開栓イベントは11月8日(チケット完売)。11月9日の18時ごろから誰でも見られる配信がある
  • 飲めるのはエスコンフィールドHOKKAIDO球場内の「そらとしば by よなよなエール」だけ

折れたバットは、箸や箸置きになることが多いとされています。

選手が振り抜いた1本の香りを、球場のグラスで受け取れます。

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