岩手県奥州市水沢。

JRの駅から歩いて10分ほどの町なかに、小さな醸造所があります。

2020年6月に醸造を始めた、奥州市で初めてのクラフトビール醸造所。

空き店舗を仲間と改装し、造るのも売るのも店主がほぼひとりで回しています。

315BEER(サイコービール)です。

ビールは缶と量り売りで売られ、並ぶ銘柄は季節ごとに変わります。

この記事は、こんなことを知りたいあなた向けです。

  • 岩手のクラフトビールを飲んでみたい
  • 奥州市でクラフトビールが買える場所を探している
  • 量り売りのビールを買ってみたい
  • 315BEERのビールをどこで買えるのか知りたい

この記事を読めば、315BEERの成り立ちから銘柄の特徴、量り売りの買い方までまるごとわかります。

315BEERとは

315BEERとは

315BEERは、岩手県奥州市水沢袋町にあるクラフトビールの醸造所です。

醸造免許を取得したのが2020年4月、醸造を始めたのが同じ年の6月でした。

奥州市で初めてのクラフトビール醸造所になります。

店主でありブルワーでもあるのは、地元・水沢出身の岩淵俊さん。

店名の「315」は、店主の誕生日から取ったものです。

読み方は「サイコー」。

最高、再考、再興。

3つの意味が重ねられています。

公式サイトには「315BEERを口にした全ての人にサイコーなひとときを」と掲げられています。

続けて「仲間の力を借りてDIYで創り上げた手作りビールのお店です」とも書かれています。

店は空き店舗を改装したもので、古材を生かした内装。

ガラス越しに醸造タンクが見えるつくりになっています。

醸造所名 315BEER(サイコービール)
所在地 岩手県奥州市水沢袋町6-26
電話番号 080-3338-9362
最寄り駅 JR東北本線 水沢駅から徒歩10分
醸造開始 2020年6月
公式サイト 315saikobeer.wixsite.com/315beer

※2026年9月時点の情報です。

315BEER 3つの特徴

315BEER 3つの特徴

315BEERを語るうえで外せない点が3つあります。

立ち位置・造り手・銘柄の順に紹介します。

特徴1:奥州市で初めてのクラフトビール醸造所

岩手のクラフトビールというと、盛岡や遠野、一関の名前がよく挙がります。

県南の奥州市に醸造所ができたのは、315BEERが初めてでした。

奥州市は、南部鉄器と前沢牛で知られる町です。

北上川が流れ、水沢の街なかには古い商店が並びます。

水沢の街なかにあった空き店舗が、ビールを造る場所に変わりました。

駅から歩いて行ける距離にあるので、旅の途中に寄れます。

特徴2:仕込みから販売までをひとりで行う

岩淵さんは、醸造から販売までをほぼひとりで担っています。

仕込み、発酵の管理、缶詰め、店頭での量り売り。すべて同じ人の手を通ります。

使っている原料は、イギリスとドイツの麦芽、アメリカ・ニュージーランド・イギリス・ドイツのホップ。

仕込み水には奥州市の水を使っています。

小さな設備で少しずつ仕込むぶん、レシピを試す回数を増やせます。

レシピを試せる自由さが、次の特徴につながります。

特徴3:入れ替わり続けるラインナップ

315BEERには「定番◯種」という固定のラインナップがありません。

店頭に並ぶのは常時4種類ほどで、中身は仕込むたびに入れ替わります。

入れ替わる理由のひとつは、使う素材にあります。

地元の果実や穀物を副原料に使うので、素材が採れる時期に合わせてビールが変わります。

衣川の山ブドウを使った一本や、地元の梅を使ったセゾンが、素材に合わせて生まれた銘柄です。

もうひとつは、レシピの数です。

これまでに仕込んだレシピは30種類以上。店頭に置ける枠は4つほどしかありません。

IPA、セゾン、ゴールデンエール、スタウトとスタイルの幅も広いので、同じ銘柄がいつもあるとは限らないわけです。

行くたびに違うビールに出会えるのが、315BEERの面白さです。

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ビールのラインナップ

ビールのラインナップ

銘柄が入れ替わるので、いつ行っても同じものが並ぶわけではありません。

造り手が自治体の返礼品ページで紹介している3銘柄を取り上げます。

どれも350ml缶で、要冷蔵です。

FRESH & DIRTY(フレッシュ アンド ダーティ)

ホップの香りで押してくるヘイジーIPAです。

アメリカンホップならではの、強烈な柑橘の香りが立ちます。

造り手いわく、ほのかに和柑橘のようなニュアンスも感じられるとのこと。

にごりのある見た目そのままの、厚みのある飲み口です。

スタイル ヘイジーIPA
内容量 350ml缶
特徴 アメリカンホップの強烈な柑橘香。和柑橘のようなニュアンスも

項目 評価
コク ★★★☆☆
キレ ★★★☆☆
苦み ★★★★☆
酸味 ★★☆☆☆
甘み ★★☆☆☆

earth tout(アース タウト)

奥州市の自家焙煎珈琲店「cafe地球屋」との共作で生まれた黒ビールです。

ロースト麦芽の複雑さと、ドライな後味が持ち味。

コーヒー豆との相性を考えて仕上げられています。

同じ町の焙煎所と組んだ一本という点で、土地とつながったビールです。

スタイル スタウト
内容量 350ml缶
コラボ先 cafe地球屋(岩手県奥州市)
特徴 ロースト麦芽の複雑さとドライな後味

項目 評価
コク ★★★★★
キレ ★★★☆☆
苦み ★★★★☆
酸味 ★☆☆☆☆
甘み ★★☆☆☆

WILD GRAPES HILL(ワイルド グレープス ヒル)

奥州市衣川の北股地区で採れた山ブドウを使った一本です。

北股は、星空日本一に選ばれたことでも知られる地区。

飲み口は軽めで、ほのかな酸味が残ります。

飲む人が故郷や過ぎた時間を懐かしむようなイメージを込めて造った、と造り手は書いています。

スタイル フルーツエール
内容量 350ml缶
副原料 奥州市衣川・北股地区の山ブドウ
特徴 軽めの飲み口とほのかな酸味

項目 評価
コク ★★☆☆☆
キレ ★★★★☆
苦み ★★☆☆☆
酸味 ★★★★☆
甘み ★★★☆☆

3種類まとめて飲み比べる

どれを選ぶか迷うなら、350ml缶が6本届く飲み比べセットがあります。

奥州市のふるさと納税の返礼品です。

入るのは、その時々の季節のビールです。

銘柄の指定はできません。返礼品の内容や寄付金額は変わることがあるので、申し込む前に最新の情報を確認しましょう。

量り売りという売り方

量り売りという売り方

315BEERを語るうえで、売り方の話は外せません。

店で扱っているのは、缶・量り売り・ケグの3つです。

店内での飲食はしていません。持ち帰って家で飲むスタイルです。

グラウラーを持って買いに行く

量り売りは、店頭のタップから直接ボトルに詰めてもらう買い方です。

使うのはグラウラーと呼ばれる専用の水筒で、炭酸が抜けにくいつくりになっています。

自分のグラウラーを持ち込んでもいいですし、店で借りることもできます。

オリジナルのグラウラーも販売されています。

グラウラーは、炭酸を保ったまま持ち帰るための容器です。

ふたを密閉できるので、家に着いてから開けても泡が立ちます。

量り売りの利点は、飲みたい分だけ買えることです。

4種類のうち2種類を少しずつ、という選び方もできます。

容器は洗って繰り返し使えるので、缶や瓶のごみも出ません。

常時4種類ほどが並ぶので、その日の気分で選べます。

同じ銘柄が次に行ったときもあるとは限らないところが、量り売りの醍醐味です。

缶とケグでも買える

缶での販売もしています。

冷蔵で持ち帰れるので、遠方への手土産にも向いています。

樽(ケグ)の販売もあり、近隣の飲食店にも卸されています。

奥州市内の店で315BEERの樽生に出会えることがあります。

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315BEERのビールを楽しむ方法

315BEERのビールを楽しむ方法

315BEERのビールを手に入れる方法は2つあります。

店で買うか、ふるさと納税で受け取るかです。

水沢の店で買う

水沢駅から歩いて10分ほどの町なかに店があります。

缶と量り売りとケグ、3つの買い方から選べます。

店内での飲食はしていないので、買って持ち帰る形になります。

量り売りを試すなら、グラウラーを持って行くか店で借りてください。

水沢は、南部鉄器の工房や古い商店が残る町です。

駅から店までの10分は、町を眺めながら歩ける距離になります。

営業日と営業時間は公式Instagramの営業カレンダーで告知されています。

不定休があるので、行く前に必ず確認しましょう。

店名 315BEER(サイコービール)
所在地 岩手県奥州市水沢袋町6-26
電話番号 080-3338-9362
最寄り駅 JR東北本線 水沢駅から徒歩10分
販売方法 缶・量り売り・ケグ(店内飲食なし)
営業日 公式Instagramの営業カレンダーで告知

※2026年9月時点の情報です。営業日や営業時間は変わることがあります。訪問前に公式Instagramで最新の情報をご確認ください。

ふるさと納税で受け取る

奥州市のふるさと納税でも受け取れます。

350ml缶が6本届く飲み比べセットです。

ホップをたっぷり使ったIPAから、地元の果実や穀物を使ったエール、自家焙煎コーヒーを使った黒ビールまで。

その時々の季節のビールが詰められます。

銘柄の指定はできません。

返礼品の内容や寄付金額は変わることがあるので、申し込む前に最新の情報を確認しましょう。

まとめ

まとめ

315BEERは、奥州市の町なかでひとりが回している小さな醸造所です。

  • 2020年6月に醸造開始。奥州市で初めてのクラフトビール醸造所
  • 店名の「315」は店主の誕生日から。読みは「サイコー」で、最高・再考・再興の意味を重ねている
  • 仲間の力を借りてDIYで作り上げた店。ガラス越しに醸造タンクが見える
  • 常時4種類ほどが入れ替わり、これまでに30種類以上のレシピを仕込んでいる
  • 缶・量り売り・ケグの3つで販売。店内飲食はなし

同じ銘柄に二度会えるとは限りません。

だからこそ、行くたびに新しい一本と出会えます。

奥州市を訪れるならグラウラーを持って水沢へ。

遠くから味わうなら、6本の飲み比べセットから試してみてください。

購入はこちらから

この記事で紹介したビールは、奥州市のふるさと納税で受け取れます。

季節のビールが6本まとめて届きます。

ふるさと納税:315BEER おすすめ350ml缶6本セット

350ml缶が6本届く、奥州市のふるさと納税の返礼品です。IPA・エール・黒ビールなど、その時々の季節のビールが詰められます。銘柄の指定はできません。

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