HANEDA SKY BREWINGを徹底紹介!羽田空港のすぐそばで海苔やレタスのビールを造る天空橋のブルワリー
東京都大田区の羽田イノベーションシティにある醸造所、HANEDA SKY BREWING(羽田スカイブルーイング)を紹介します。
HANEDA SKY BREWINGは、羽田空港のすぐそばの複合施設の2階で、店内の醸造所からビールを注ぐレストランです。
大田区の海苔を使った天空IPAや、区内の植物工場で育ったレタスを使ったエールを造っています。
全国の食材を使った地域連携ビールも手がけ、2025年6月の時点で41地域・42種類にのぼります。
空港の玄関口から、各地の産物をビールにして届けている醸造所です。
それでは、HANEDA SKY BREWINGのビールと店について、わかりやすく紹介していきます。
この記事は、こんなことを知りたいあなた向けです。
- HANEDA SKY BREWINGがどんな醸造所なのか
- どんなビールを造っているのか
- 羽田空港のそばで、いつ飲めるのか
- 瓶のビールをどこで買えるのか
読み終えるころには、羽田空港の行き帰りに飲んでみたい1杯が見つかります。
HANEDA SKY BREWINGとは

HANEDA SKY BREWINGは、東京都大田区の羽田イノベーションシティにある醸造所併設のレストランです。
京急空港線と東京モノレールの天空橋駅に直結した施設の、ゾーンDの2階にあります。公式インスタグラムでは、羽田空港にいちばん近いブリューパブと名乗っています。
運営は大田区西蒲田の株式会社大鵬です。
西蒲田で営む「羽田バル」に次ぐ2店舗目として、2020年7月に店を開きました。発泡酒の製造免許は、同じ年の12月8日に取っています。
出店のきっかけは、羽田バルの客として来ていた羽田イノベーションシティの関係者からの誘いでした。
施設の側は、チェーン店ではない大田区の飲食店に入ってほしいと考えていたといいます。
開いた2020年は、ちょうどコロナ禍に入った年です。
醸造も大きな施設への出店も初めてのなかで始まり、2026年7月に6周年を迎えました。
醸造責任者の北川文也さんは、山梨県のブルワリーで1年半ほど働いてから加わりました。
醸造担当の松下竜也さんは、大田区糀谷にある東京バイオテクノロジー専門学校の卒業生で、卒業研究をきっかけに就職しています。
HANEDA SKY BREWING 3つの特徴

HANEDA SKY BREWINGの特徴は3つあります。
全国の食材を使う地域連携ビール、大田区の産物を使う銘柄、そして誰でも飲みやすい味の設計です。
特徴1:全国41地域の食材で地域連携ビールを造る
地域連携ビールは、各地がPRしたい食材を副原料に入れて造るビールです。
羽田イノベーションシティで「よい仕事おこしプラザ」を運営する城南信用金庫から提案を受けたのが始まりで、2025年6月の時点で41地域・42種類になりました。
静岡県伊豆の国市のミニトマトを使ったレッドエール、香川県三豊市の高麗人参を使った薬膳エール、富山県のクロモジを使ったエールなどがあります。
和歌山県湯浅町の老舗、角長の醤油を使ったエールも造りました。
47都道府県の米をブレンドした「絆舞エール」のように、全国を1杯にまとめた銘柄もあります。
北川さんは、醸造家では思いつかない食材が次々に出てくるのが大変でもあり、やりがいでもあると話しています。
醸造所が小さいため、すべてを常に置くことはできません。
タンクが空くたびに順番に造り直していて、店でどの地域連携ビールに出会えるかは行ってからのお楽しみです。
特徴2:大田区の海苔やレタスをビールに入れる
看板の天空IPAには、区内の老舗の海苔店から仕入れた海苔の切れ端が入ります。
羽田で水耕栽培のレタスを育てる植物工場と組んだ羽田レタスエールは、売りものにならないレタスを砕いて丸ごと仕込みます。
大田区は都内で最も銭湯の多い区で、黒湯と呼ばれる温泉も湧きます。
銭湯の風呂上がりに合わせた銭湯エール、黒湯から着想を得た黒湯ビールも、大田区ならではの銘柄です。
代表取締役の大屋幸子さんは、自社のブランドを広げるより、誰かと一緒に大田区を知ってもらうビールを造りたいと話しています。
特徴3:誰が飲んでも飲みやすい味を目指す
店に来るのは、施設で働く人、隣のライブ会場Zepp Haneda(TOKYO)の客、ホテルの宿泊客、羽田空港の乗り継ぎの合間の人などです。
クラフトビールが好きな人より、ふらりと立ち寄る人が多い場所です。
北川さんが心がけているのは、誰でも飲みやすいビールにすることです。
アルコール度数は5パーセントほどに抑え、食材の味や香りを感じられる、ちょうどいいバランスを目指しています。
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HANEDA SKY BREWINGの銘柄

看板の天空IPAを中心に、大田区の産物を使った銘柄と地域連携ビールが入れ替わりでタップに並びます。
店や大田区などが味を紹介している5種類を取り上げます。
※味覚表は、店や大田区などが紹介している味の説明と、それぞれのスタイルの一般的な特徴をもとに付けています。
天空IPA:海苔を使った苦みとコクのバランスが良いIPA
HANEDA SKY BREWINGの看板のIPAで、大田区産の海苔を原材料に使っています。
苦みとコクのバランスが良く、すっきりしているので食事にも合わせやすい1杯です。
少しトロピカルなホップの香りに、強すぎない苦みが続きます。
IPAのなかでは飲み口が軽めで、何杯か続けて飲めます。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★★☆☆ |
| キレ | ★★★★☆ |
| 苦み | ★★★☆☆ |
| 酸味 | ★☆☆☆☆ |
| 甘み | ★★☆☆☆ |
羽田レタスエール:レタスのさっぱり感を映した苦みの控えめなエール
羽田で水耕栽培を行うLEAF FACTORY TOKYOのフリルレタスを使ったエールで、2026年1月に大田区の公式サイトで紹介されました。
レタスを食べたあとのように、口の中がさっぱりする飲み口です。
苦みは強くなく、ビールに慣れていない人でも飲みやすく仕上がっています。
大屋さんは、前菜のような感覚で最初の1杯に飲んでほしいと話しています。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★☆☆☆ |
| キレ | ★★★★☆ |
| 苦み | ★★☆☆☆ |
| 酸味 | ★☆☆☆☆ |
| 甘み | ★★☆☆☆ |
銭湯エール:風呂上がりに合わせた爽やかなペールエール
都内で最も銭湯の多い大田区にちなんだ銘柄です。
ペールエールをもとに、風呂上がりに飲みたくなる爽やかな味わいに仕上げています。
店を営む大鵬は、風呂上がりの1杯として勧めています。
銭湯の多い大田区で、湯上がりに合わせる地元のビールです。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★☆☆☆ |
| キレ | ★★★★☆ |
| 苦み | ★★★☆☆ |
| 酸味 | ★☆☆☆☆ |
| 甘み | ★★☆☆☆ |
黒湯ビール:黒湯から着想を得たのど越しの爽やかなビール
大田区の銭湯文化を象徴する黒湯からヒントを得て生まれたビールです。
名前から濃い色の味を想像しがちですが、のど越しは爽やかです。
天空IPAや大森貝塚エールと並ぶ、店の看板の銘柄のひとつです。
大森貝塚エールは、大田区山王でとれたホップを使って仕込みます。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★☆☆☆ |
| キレ | ★★★★★ |
| 苦み | ★★☆☆☆ |
| 酸味 | ★☆☆☆☆ |
| 甘み | ★★☆☆☆ |
グレープエール:シャインマスカットを使った白ワインのような味わいのエール
シャインマスカットを原材料に使ったエールです。
飲み口は白ワインやスパークリングワインのようで、ふだんビールをあまり飲まない人にも勧められています。
最初の1杯にも向く、果実の香りが主役の銘柄です。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★☆☆☆ |
| キレ | ★★★★☆ |
| 苦み | ★☆☆☆☆ |
| 酸味 | ★★☆☆☆ |
| 甘み | ★★★☆☆ |
天空橋駅直結の店を訪ねる

HANEDA SKY BREWINGは、羽田イノベーションシティの2階、歩行者用のデッキに面しています。
全面ガラス張りの店内には70席近くがあり、デッキ側のテラスにも24席が並びます。
カウンター席から醸造設備が見える
カウンター席の一部からは、醸造設備を眺められます。
1人でも入りやすく、仕込みのタンクを見ながら1杯飲めます。
タップは10口あり、自社のビールに加えて各地のクラフトビールもつながります。
ワインや日本酒もそろい、英語のメニューも用意しています。
ピッツァやステーキと合わせ、テラスはペット連れでも入れる
料理は、店で生地から作る薄いクリスピー生地のピッツァが定番です。
牛ハラミのステーキ、羽田でとれたホンビノス貝のサラダ、大田区の海苔を使ったシーザーサラダもあります。
昼はラザニアやキーマカレー、ビーフストロガノフといったランチを出しています。
テラス席はペット連れでも利用でき、ビールを持ち帰って近くの足湯から飛行機を眺める人もいます。
瓶のビールは羽田空港の第1ターミナルでも買える
羽田空港の第1ターミナル2階にある「羽田産直館」では、2025年12月から瓶のビールを扱っています。
扱い始めたのは、330ミリリットル瓶の羽田レタスエール、銭湯エール、黒湯ビールの3種類です。
店に寄る時間がないときも、空港でお土産として選べます。
店舗情報
| 店舗名 | HANEDA SKY BREWING(羽田スカイブルーイング) |
|---|---|
| 所在地 | 東京都大田区羽田空港1-1-4 羽田イノベーションシティ ゾーンD 2階 |
| 最寄り駅 | 京急空港線・東京モノレール 天空橋駅直結 |
| 営業時間 | 平日:ランチ 11:00〜14:00/カフェ 14:00〜16:00/ディナー 16:00〜23:00(L.O. 22:30) 土曜・日曜・祝日:ランチ 11:00〜15:00/カフェ 15:00〜16:00/ディナー 16:00〜23:00(L.O. 22:30) |
| 定休日 | 無休 |
| 電話番号 | 03-5579-7350 |
| 駐車場 | 施設の駐車場を利用(店の利用で30分の無料券あり) |
| 公式サイト | haneda.beer/haneda_sky_brewing.html |
| 公式インスタグラム | instagram.com/haneda_sky_brewing |
※2026年9月時点の情報です。営業時間や定休日は変わることがあります。訪問前に公式サイトで最新の情報をご確認ください。
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まとめ

HANEDA SKY BREWINGは、次のような醸造所です。
- 天空橋駅直結、羽田空港のすぐそばの羽田イノベーションシティにある醸造所併設のレストラン。2020年7月に開いた
- 全国の食材を使う地域連携ビールを造り、2025年6月の時点で41地域・42種類になった
- 看板の天空IPAには大田区の海苔、羽田レタスエールには羽田の植物工場のレタスが入る
- 銭湯エールや黒湯ビールなど、大田区の銭湯文化にちなんだ銘柄もある
- 度数5パーセントほどの、誰でも飲みやすいバランスを目指している
- 11時から23時まで無休で開き、瓶のビールは羽田空港の第1ターミナルでも買える
羽田空港の行き帰りに、天空橋で1杯選んでみてください。
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