Beer++を徹底紹介!十条の小さな仕込みで果物もスパイスも醸す北区唯一のクラフトビール
東京都北区の十条にある醸造所、Beer++(ビアプラスプラス)を紹介します。
1回に仕込むビールは150リットルから180リットルほど。
少ない量で仕込んでは次の銘柄に移り、果物やスパイスを使ったビールまで次々に入れ替えているのが特徴です。
それでは、Beer++のビールと店についてわかりやすく紹介していきます。
この記事は、こんなことを知りたいあなた向けです。
- Beer++がどんな醸造所なのか
- どんな銘柄を造っているのか
- どこへ行けば飲めるのか
- 家で飲む方法はあるのか
読み終えるころには、十条で飲んでみたい一杯が見つかります。
Beer++とは

Beer++は、東京都北区の上十条にある醸造所併設のブルーパブです。
JR埼京線の十条駅の南口を出て、踏切を渡ってすぐ、徒歩2分の線路沿いにあります。
2014年11月に醸造を始め、同じ年の12月13日に店を開きました。
2024年12月には10周年を迎えています。
醸造所のもとの名前は、十条すいけんブルワリーです。
2023年2月1日に、店の名前にそろえてBeer++ Brewingへ改めました。
北区で自分たちのビールを造っている醸造所は、いまのところBeer++だけです。
十条の商店街で、区内の造りたてを飲める場所になっています。
Beer++ 3つの特徴

ほかの醸造所と違うところが3つあります。
仕込みの量、使う材料の幅、そして料理との結びつきです。
特徴1:1回150〜180リットルの小さな仕込みで銘柄を入れ替え続ける
1回の仕込みは150リットルから180リットルほどです。
量が少ないぶん回転が速く、同じ銘柄を繰り返し造るより、新しいビールを試し続けるやり方をとっています。
店の黒板には、時期ごとに仕込んだビールの一覧が書き出されます。
行くたびに並ぶ名前が変わります。
特徴2:果物もスパイスもハーブも使う
ホップや麦芽を立たせたビールだけでなく、副原料を使った銘柄が多いのも特徴です。
夏みかん、キンカン、晩白柚、キウイ、梅、山ぶどう、ヘーゼルナッツ、黒糖。
野菜やスパイスまで使います。
ミョウガやホースラディッシュを入れたアンバーエール、ピンクペッパーを効かせた「百式」、カレーのスパイスを使った「アカボウカレーバースト」も造ってきました。
産地がはっきりしている素材も多くあります。
新潟の八海山のふもとでとれた山ぶどう、福岡県八女市のキウイを使った銘柄が並びます。
特徴3:料理にも自家製ビールを使う
ビールは飲むだけでなく、料理にも使われています。
フィッシュ&チップスの衣には自家製ビールを混ぜ込み、ムール貝は自家製ビールで蒸し上げます。
地元の食材も取り入れています。
看板メニューの十条カリーブルストは、東十条にある甲味食品興業所のカレー粉を使った一皿です。
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これまでに造ってきた銘柄

店に並ぶ銘柄は、時期によって入れ替わります。
公式オンラインショップで缶として出したことのある銘柄から、Beer++の幅がわかる6種類を紹介します。
十銀コモン:ラガーのキレにフルーティーな香りが乗るカリフォルニアコモン
カリフォルニアコモンというスタイルのビールです。
ふつうは低い温度で発酵させるラガー酵母を、エール酵母並みの高い温度で発酵させて造ります。アルコール度数は5パーセントです。
ラガーらしいキレのよさに、フルーティーな香りとモルトの香ばしさが重なります。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★★☆☆ |
| キレ | ★★★★☆ |
| 苦み | ★★★☆☆ |
| 酸味 | ★☆☆☆☆ |
| 甘み | ★★☆☆☆ |
アンバーエール:麦の風味があって苦みの少ない開店当初からの一杯
2014年の開店の日から造ってきたアンバーエールです。
麦の風味がしっかりあり、苦みは少なめです。アルコール度数は5パーセントです。
初めてBeer++を訪ねたときに、基準にしやすい一杯です。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★★☆☆ |
| キレ | ★★★☆☆ |
| 苦み | ★★☆☆☆ |
| 酸味 | ★☆☆☆☆ |
| 甘み | ★★★☆☆ |
目覚ましIPA:モザイクホップのパッションフルーツ香が立つベルジャンIPA
ベルギー酵母を使ったIPAです。
アメリカ産のモザイクホップを使い、パッションフルーツのような香りを出しています。アルコール度数は7パーセントです。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★★☆☆ |
| キレ | ★★★☆☆ |
| 苦み | ★★★★☆ |
| 酸味 | ★☆☆☆☆ |
| 甘み | ★★☆☆☆ |
八海山山ぶどうサワー:八海山のふもとの山ぶどうで仕込む酸っぱいエール
新潟の八海山のふもとで収穫された山ぶどうを使ったサワーエールです。
山ぶどうの酸味がはっきり出た、酸っぱいビールに仕上がっています。アルコール度数は6.5パーセントです。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★☆☆☆ |
| キレ | ★★★★☆ |
| 苦み | ★☆☆☆☆ |
| 酸味 | ★★★★★ |
| 甘み | ★★☆☆☆ |
小望月ダーク:リコリスやアニスが香るベルジャンダークエール
リコリス、アニス、ジンジャー、コリアンダーシードを使った黒ビールです。
スタイルはベルジャンダークエールで、アルコール度数は10パーセントあります。
小望月は、満月の前の晩の月を指す言葉です。
スパイスの香りと甘みが重なる、ゆっくり飲みたい一杯です。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★★★★ |
| キレ | ★★☆☆☆ |
| 苦み | ★★☆☆☆ |
| 酸味 | ★☆☆☆☆ |
| 甘み | ★★★★☆ |
EF58ヘーゼルナッツポーター:黒糖とヘーゼルナッツを使う濃厚なインペリアルポーター
黒糖とヘーゼルナッツを使ったインペリアルポーターです。
アルコール度数は11.5パーセントと高く、Beer++の銘柄の中でもとくに濃厚な一杯です。
缶のほか、750ミリリットルの瓶でも出したことがあります。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★★★★ |
| キレ | ★☆☆☆☆ |
| 苦み | ★★★☆☆ |
| 酸味 | ★☆☆☆☆ |
| 甘み | ★★★★★ |
店を訪ねて味わう

Beer++の造りたては、十条駅前の店で飲めます。
店の奥に醸造所があり、造っている場所のすぐ手前で注がれます。
民家を改装したログハウスのような店
店は民家を改装していて、中はログハウスのような木の内装です。
1階はカウンター、2階はテーブル席で、あわせて30席あります。
線路沿いのテラス席では、電車を眺めながら飲めます。
テラス席に限ってペットを連れて入れます。子ども連れでも利用できます。
ビールのほかに、ゲストビールや日本酒もそろえています。
黒板でその日のラインナップを確かめてから注文してください。
店舗情報
| 店舗名 | Beer++(ビアプラスプラス) |
|---|---|
| 所在地 | 東京都北区上十条2-7-13 |
| 最寄り駅 | JR埼京線 十条駅 南口から徒歩2分 |
| 営業時間 | 火曜〜金曜 17:00〜23:00(料理L.O. 22:00/ドリンクL.O. 22:30) 土曜・日曜・祝日 14:00〜22:00(料理L.O. 21:00/ドリンクL.O. 21:30) |
| 定休日 | 月曜 |
| 電話番号 | 03-5948-5657 |
| 席数 | 30席(テラス席あり) |
| 駐車場 | なし |
| 公式サイト | beerplusplus.owst.jp |
※2026年9月時点の情報です。営業時間や定休日は変わることがあります。訪問前に公式サイトで最新の情報をご確認ください。
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Beer++のビールを楽しむ方法

店で飲むほかに、北区のふるさと納税で缶ビールを受け取れます。
返礼品は2種類あります。
Beer++ Brewingの缶6本セット
Beer++ Brewingが北区で造った350ミリリットル缶の6本セットです。
中に入るビールの種類は時期によって変わるので、届いてから銘柄がわかる楽しみがあります。
渋沢エールの缶6本セット
「渋沢栄一の精神を込めた北区発の特別なクラフトビール」として、Beer++ Brewingが造るビールです。
原材料には麦芽とホップのほかに茶葉が入っています。北区の飛鳥山には、渋沢栄一が暮らした邸宅の跡があります。
十条を訪れて味わう
樽から注ぐ造りたては、十条の店で飲めます。
火曜から金曜は17時、土日祝は14時に開きます。月曜は休みです。
まとめ

Beer++は、次のような醸造所です。
- 北区で自分たちのビールを造っている唯一の醸造所。2014年12月に十条駅前で開いた
- 1回150〜180リットルの小さな仕込みで、銘柄を次々に入れ替える
- 果物、スパイス、野菜まで使い、八海山の山ぶどうや八女市のキウイといった産地のはっきりした素材も使う
- フィッシュ&チップスの衣やムール貝の蒸し煮にも自家製ビールを使う
- 営業は火〜金が17時から、土日祝が14時から。月曜が休み
行くたびに黒板のラインナップが変わるので、何度でも通える店です。
遠くて行けないときは、北区のふるさと納税で缶を受け取ってみてください。
ふるさと納税で受け取る
Beer++ Brewingの缶は、北区のふるさと納税から申し込めます。
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