東京都目黒区のクラフトビール醸造所特集!目黒本町と学芸大学で小さく仕込むブルワリーを徹底紹介
東京都目黒区にあるクラフトビールの醸造所を、エリア別に紹介します。
東京都目黒区のクラフトビールは、ドイツ仕込みのラガーから、2026年に始まったばかりのサワーやヘイジーIPAまで幅があります。
目黒本町のマンションの1階にあるマイスターブロイ 目黒醸造所は、代表がドイツで醸造学を学び、40リットルの寸胴で、仕込みから配送までを一人でこなしています。
あとから学芸大学の駅前にも醸造所ができました。
住宅設備メーカーがショールームの一角で始めたところと、2026年に自家醸造を始めたばかりのところです。
飲めるのは、ドイツ産の麦芽とホップで仕込むラガーやブラックラガーから、サワー、ヘイジーIPA、セッションIPAまで幅があります。
瓶で持ち帰れる醸造所も、缶を通信販売で送っている醸造所もあります。
造り手の来歴が違えば、出てくる一杯も変わります。
それでは目黒区にある醸造所やクラフトビールの特徴についてわかりやすく紹介していきます。
この記事は、こんなことを知りたいあなた向けです。
- 目黒区にどんな醸造所があるのか
- それぞれがどんなビールを造っているのか
- どこへ行けば、造りたてを飲めるのか
- 持ち帰りができる店はあるか
読み終えるころには、目黒区で行ってみたいブルワリーと、飲んでみたい一杯が見つかります。
目黒本町エリアの醸造所

東急目黒線の西小山駅と武蔵小山駅、東横線の学芸大学駅を結んだ三角形の真ん中あたりに、目黒区で最初にできた醸造所があります。
看板は目立たず、外からは普通のマンションに見えます。
マイスターブロイ 目黒醸造所:40リットルの寸胴で一人で仕込む
マイスターブロイ 目黒醸造所は、東急目黒線の西小山駅から徒歩15分、目黒本町のマンションの1階にあります。
2015年4月に販売を始めた、目黒区で最初のクラフトビール醸造所です。
代表でブルワーの浅香光さんは、目黒区の生まれです。
ドイツのベルリン工科大学で醸造学を修めてディプロム・ブラオマイスターの称号を得たあと、国内のクラフトビール会社で醸造に携わり、生まれ育った土地で自分の醸造所を開きました。
選んだのは、全部の工程を自分の目が届く範囲に収めるやり方です。
仕込みから配送までを一人で行い、40リットルの寸胴で少量ずつ、回転を上げて造ります。少しのスペースがあればどこでもできる規模です。
酵母も自分で培養しています。
業者から仕入れるとロット販売で量が多すぎるため、ドイツで学んだ知識と経験をもとに、必要な分だけを育てています。
原料はドイツ産の麦芽とホップで、非熱処理・無ろ過のまま瓶に詰めます。
樽での出荷はしていません。開栓したところから味が変わっていくので、最後の一杯まで同じ状態で届けるために瓶だけにしています。
銘柄はオリジナルラガーとブラックラガーです。
オリジナルラガーはピルスナーをベースに小麦麦芽を合わせ、ドイツのハラタウ産ホップで仕込みます。ガス圧が強く泡立ちがよいので、勢いよく注ぐと泡が高く立ちます。
店頭販売は毎週金曜と土曜の17時から21時です。
配達などで開く時間が前後することもあります。
学芸大学エリアの醸造所

東急東横線の学芸大学駅から歩いて5分の範囲に、性格の違う醸造所が並んでいます。
片方は住宅設備メーカーのショールーム、もう片方は2026年に仕込みを始めたばかりのタップルームです。
FIVE TREES:住宅設備メーカーのショールームで醸す
FIVE TREESは、学芸大学駅から徒歩5分、中央町の東神ビル1階にあります。
運営は株式会社トーシンコーポレーションで、プランター緑化や屋上緑化、エクステリアを手がける住宅設備メーカーです。
醸造所とタップルームは、ショールームの一角に置かれています。
緑化を本業にしている会社らしく、店内には植物が並びます。
店名は、地元の「五本木」という地名から取りました。
2020年7月に店を開き、2021年2月から自家醸造のビールを出しています。銘柄には「Gohongi Ale」や「UNITE」など、地名や言葉を当てたものが並びます。
2025年11月にいったん休業し、2026年7月18日にリニューアルして開き直しました。
いまは店舗併設の醸造所で仕込む4種類を中心に、縁のある作り手の食品も置くアンテナショップを目指しています。
RIKRI BREWING:2026年に仕込みを始めた学芸大学のタップルーム
RIKRI BREWINGは、学芸大学駅から徒歩5分、駒沢通り沿いの鷹番にあります。
2025年9月にタップルームを開き、2026年1月から自家醸造を始めました。
代表でヘッドブルワーの川﨑陸登さんは、八王子市の出身です。
渋谷のビアバーと二子玉川の醸造所で働いたあと、22歳で川崎の醸造所にブルワーとして入り、板橋の醸造所で4年を過ごしてから独立しました。
店名は「陸離」という言葉から取っています。
光が美しく入り乱れて輝く様子を指す言葉で、「陸(日本)から離れて世界へ」という読み方も重ねました。
初めての仕込みは、4つのタンクを同時に使って4種類を造りました。
サワーの「Prospect」、「Dear All」「HOPSIN」、そしてDDHヘイジーIPAの「CORGIE LEGS」です。2026年1月26日に、都内26店舗で一斉に栓を開けました。
目指しているのは「パイントで飲んでおいしいビール」です。
1杯で満足させるより、何杯でも飲み続けられるバランスを重んじています。営業は平日が15時から23時、土日祝が12時から23時で、休みは決まっていません。
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目黒区のブルワリー巡りのポイント

目黒区の醸造所は、学芸大学駅の周辺と目黒本町に分かれています。
開いている曜日と時間が大きく違うので、行く順番より先に曜日を決めたほうが確実です。
学芸大学なら2軒を歩いて回れる
FIVE TREESとRIKRI BREWINGは、どちらも学芸大学駅から徒歩5分です。
駅をはさんで反対側にあるので、どちらから始めても10分あれば移動できます。
目黒本町へ行くのは金曜と土曜
マイスターブロイ 目黒醸造所の店頭販売は、毎週金曜と土曜の17時から21時だけです。
ほかの曜日に向かっても買えないので、週の後半に合わせてください。
昼から飲むなら土日祝
RIKRI BREWINGは土曜と日曜、祝日が12時から開きます。
平日は15時からなので、昼のうちに一杯やりたい日は週末に合わせることになります。
持ち帰るなら瓶か通信販売
マイスターブロイ 目黒醸造所は、樽を出さずに瓶だけで販売しています。
RIKRI BREWINGはオンラインショップを持っていて、缶を取り寄せられます。
まとめ

目黒区で造りたてを飲むなら、次の店です。
- マイスターブロイ 目黒醸造所は、目黒区で最初にできた醸造所。ドイツで学んだ代表が40リットルの寸胴で一人で仕込み、瓶だけで売る
- FIVE TREESは、住宅設備メーカーのショールームに併設された学芸大学の醸造所。2026年7月にリニューアルして再開した
- RIKRI BREWINGは、2026年に自家醸造を始めた鷹番のタップルーム。サワーやヘイジーIPAを、パイントで飲み続けられる味に振っている
三者三様の来歴が、そのまま一杯の性格になっています。
行きたいエリアと曜日を決めて、できたての一杯に立ち寄ってみてください。
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東京都全体のクラフトビールは、こちらの記事でまとめています。
