東京都文京区のクラフトビール醸造所特集!関口・本郷・本駒込にできた新しいブルワリーを徹底紹介
東京都文京区にあるクラフトビールの醸造所を、エリア別に紹介します。
東京都文京区のクラフトビールは、どれも2019年以降に生まれた小さな醸造所のものです。
関口が2019年、本駒込が2022年、本郷が2023年。いずれも建物の1階が店になっていて、真上や奥で造ったビールを客席まで数メートル運ぶだけで注ぎます。関口の醸造所は、銘柄に胸突坂や夏目坂といった文京区の坂の名前を付けています。
飲めるビールのスタイルは、ケルシュやピルスナー、セゾンといった定番から、ヘイジーIPA、スタウトまでバラエティに富んでいます。
このような特徴がある文京区の醸造所やクラフトビールについてわかりやすく紹介していきます。
この記事は、こんなことを知りたいあなた向けです。
- 文京区にどんな醸造所があるのか
- それぞれがどんなビールを造っているのか
- どこへ行けば、造りたてを飲めるのか
- 持ち帰りができる店はあるか
読み終えるころには、文京区で行ってみたいブルワリーと、飲んでみたい一杯が見つかります。
関口エリアの醸造所

神田川沿いの桜並木に面して、木材を使った3階建ての建物が建っています。
1階がビアバー、2階と3階が醸造所です。
カンパイ!ブルーイング:銘柄に文京区の坂の名前を付ける
カンパイ!ブルーイングは、東京メトロ有楽町線の江戸川橋駅から徒歩6分、東西線の早稲田駅から徒歩5分、関口にあります。
2019年4月に醸造の免許を取り、5月に1階のクラフトビアバー「Granzoo」が開きました。文京区で最初の醸造所です。
建物の使い方に無駄がありません。
3階で仕込み、重力を使って2階の発酵タンクへ麦汁を落とします。麦芽はウインチで3階まで引き上げます。1回に仕込むのは約300リットルです。
通りからは、2階と3階の窓越しに醸造設備が見えます。
1階のカウンターには8本のタップが並び、真上で造ったビールがそのまま注がれます。仕込み水には文京区の水を使います。
銘柄には、文京区と隣の新宿区にある坂の名前が付きます。
1本目は「胸突坂IPA」でした。胸突坂は目白台にある急な坂で、途中に休憩所が設けられているほどの勾配です。重い飲み口と強い苦みが、坂の名にそろえてあります。
ほかにも「神楽坂セゾン」「目白坂ペールエール」「暗闇坂スタウト」「幽霊坂 銭形ヘイジーIPA」「夏目坂エール」が並びます。
「のぞき坂ケルシュ」はJapan Great Beer Awards 2020のケルシュ部門で銀賞を取りました。
並ぶ顔ぶれはその時々で変わります。
先週飲んだビールが今日もあるとは限らないので、行った日に出ているものを選ぶことになります。営業は夕方からです。
醸造をまとめるのは荒井祥郎さんです。
1990年代の後半に北ドイツで2年半ほど暮らし、街角のブロイハウスで造りたてのビールを飲む光景に驚いたことが出発点になりました。
本郷エリアの醸造所

東京大学の赤門から歩いてすぐの本郷に、小さな醸造所とタップルームがあります。
つまみを持ち込んで飲める店です。
本郷菊坂町かもす:東大赤門の近くで無濾過のビールを注ぐ
本郷菊坂町かもすは、東京メトロ丸ノ内線の本郷三丁目駅から徒歩3分、本郷のビル1階にあります。
2023年5月に店を開き、同じ年の12月から自分たちで仕込み始めました。醸造所の名前はCAMOS CLASSICです。
店主は金沢のBREW CLASSICで腕を磨きました。
醸造所の名前は、修業先から受け継いだものです。
注ぐのは無濾過のビールで、タップは5本あります。
自家醸造とほかの醸造所のゲストビールが並びます。
看板の銘柄には、それぞれ動物の絵が描かれています。
ベルジャンホワイトの絵は烏骨鶏です。本郷にある櫻木神社に烏骨鶏がいることから選ばれました。IPAの「菊坂Fri Day」は、店名にもなっている菊坂から取っています。
銘柄の説明には、本郷の歴史や近くの店、合わせたい料理が添えられます。
フードの持ち込みは自由で、近所のスーパーで買ったものや出前を広げられます。店内にはサラミや燻製チーズも置いてあります。
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本駒込エリアの醸造所

JR駒込駅の南口から歩いて数分、六義園に近い住宅街のマンション1階に醸造所があります。
ビアスタンドとボトルショップを兼ねた店です。
日ノモトブルーイング:神保町から移ってきた一人の醸造所
日ノモトブルーイング&ビアスタンドは、JR山手線の駒込駅から徒歩6分、本駒込にあります。
2022年4月に神保町から移ってきて、同じ年の10月に醸造の免許を取りました。
神保町では、国産のクラフトビールを出すバーでした。
代表の田村大介さんは十数年勤めた会社を辞めてビールの世界に入り、東十条のレッツビアワークスで修業しました。仕込みから店まで、ほぼ一人で回しています。
造るのは、地元の名前を付けた一杯です。
「駒込 EX BITTER」のほか、「三郎 Hazy」「Nel Hay」「A Long Vacation」「Sunny Side Mashup IPA」といった銘柄が並びます。
店ではボトルや缶も買えます。
全国のクラフトビールがそろい、1杯だけ飲んで帰ることも、1本だけ買って帰ることもできます。
営業は平日が17時から23時、土曜と日曜、祝日が15時から22時です。
水曜が休みです。
文京区のブルワリー巡りのポイント

文京区の醸造所は、関口・本郷・本駒込に1軒ずつ離れて建っています。
歩いてつなぐには遠いので、行き先をひとつ決めて向かうのが現実的です。
坂の名前で一杯を選べる
カンパイ!ブルーイングの銘柄は、文京区と新宿区の坂の名前です。
胸突坂、目白坂、夏目坂、幽霊坂。歩いたことのある坂の名前を見つけたら、まず1杯目に頼んでみてください。
東京ドームシティでも飲める
水道橋の東京ドームシティには、ビアバー「箱舟」があります。
カンパイ!ブルーイングと北区東十条のレッツビアワークスが2024年9月に共同で開いた店で、8本のタップと屋上のテラス席があります。
水曜は本駒込が休み
日ノモトブルーイングは水曜が休みです。
本郷菊坂町かもすは週の後半に開くので、前半に飲みたい日は関口へ向かうことになります。
持ち帰るならボトルショップかオンライン
日ノモトブルーイングはボトルショップを兼ねていて、1本から買えます。
本郷菊坂町かもすとカンパイ!ブルーイングも、オンラインショップや店頭で持ち帰りを扱っています。
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まとめ

文京区で造りたてを飲むなら、次の店です。
- カンパイ!ブルーイングは、神田川沿いの3階建てで造る文京区で最初の醸造所。銘柄はすべて文京区と新宿区の坂の名前
- 本郷菊坂町かもすは、東大赤門の近くにある無濾過のビールを注ぐタップルーム。銘柄に動物の絵が描かれ、フードの持ち込みが自由
- 日ノモトブルーイングは、神保町から本駒込へ移ってきた一人の醸造所。ボトルショップを兼ね、1杯でも1本でも買える
大学と庭園と坂のある街に、2019年から1軒ずつ醸造所が増えてきました。
気になる一杯を決めて、いちばん近い駅から歩いてみてください。
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東京23区のブルワリーは、こちらの記事でエリアごとにまとめています。
東京都全体のクラフトビールは、こちらの記事でまとめています。
