HAKUTO BREWINGを徹底紹介!うさぎの形をした町で生まれた山形・村山のクラフトビール
山形県村山市は、地図で見るとうさぎの形をしています。
地元でも知る人は多くありません。
うさぎの形から名前を取った醸造所が、2025年7月に生まれました。
HAKUTO BREWING(ハクトブリューイング)です。
立ち上げたのは2人。
村山市でコーヒースタンドを営む焙煎士と、ブランドづくりを手がけるデザイナーです。
造り方は、島根県の醸造所に泊まり込んで学びました。
ビールに入るのは村山市の畑のもの。
バラ、米、そば粉。
さらに焙煎士が自分の店で炒ったエチオピアのコーヒー豆が加わります。
この記事は次のことを知りたいあなたに向けて書きました。
- HAKUTO BREWINGはどんな醸造所なのか
- ブルワリー名の由来は何か
- 定番4種類はどんな味なのか
- どうやって立ち上がったのか
- 通販やふるさと納税で手に入るのか
読み終えるころには、HAKUTO BREWINGの成り立ちと味、そして買える場所がわかります。
HAKUTO BREWINGとは

HAKUTO BREWINGは、2025年7月に山形県村山市で開業したクラフトビールの醸造所です。
村山市で唯一の醸造所になります。
場所は市内の河島山という地区。
河島山の麓で、近くには最上川が流れるのどかな土地です。
元はガレージだった建物を改修して醸造所にしました。
掲げているのは「野をかけ 山かけ 君のもとまで。」という一文。
うさぎが野山を駆けて飲み手のもとへビールを届ける、という情景がそのまま言葉になっています。
村山市は季節の果実や作物が採れる土地で、バラの名産地としても知られます。
副原料になる素材が豊富にあることが、村山市で醸造を始めた理由のひとつです。
仕込みに使うのは、朝日連峰と月山のブナの森に蓄えられた水です。
四季の恵みで育った村山産の素材と、山が蓄えた水。
原料の出どころが、どれも近い場所にまとまっています。
| 名称 | HAKUTO BREWING(ハクトブリューイング) |
|---|---|
| 所在地 | 山形県村山市 河島山 |
| 開業 | 2025年7月19日 |
| メンバー | 焙煎士とデザイナーの2人 |
| 定番銘柄 | COFFEE AMBER ALE/ROSE RED ALE/RICE RABBIT IPA/SOBA SAISON |
| 容量 | すべて350ml缶 |
HAKUTO BREWING 3つの特徴

新しい醸造所ですが、名前にも造り方にも由来がはっきりしています。
どれも「よそから借りてきたもの」ではありません。
3つの特徴に分けて紹介します。
特徴1:うさぎの形をした町から取った名前
村山市は、うさぎの形をしている町と言われています。
県内でも知る人は少ない話です。
村山の野山をかける白うさぎ。
思い描いた姿から「HAKUTO」と名づけられました。
もうひとつ、島根とのつながりがあります。
出雲大社をはじめ、島根はうさぎに縁の深い土地です。
後述する醸造の修行先が島根だったことと、名前は重なっています。
うさぎは縁起物で、縁結びの象徴でもあります。
縁を結ぶうさぎのビールになってほしい、という願いが名前に込められています。
結びたい縁は3つあります。
ビールを飲む人、造る人、そして原料を育てる人。
3者をつなぐきっかけをビールで作りたい、というのが立ち上げの動機でした。
特徴2:島根で学んだ石見式醸造法
立ち上げにあたって最初に立ちはだかったのは、ビールの造り方をどう身につけるかという問題でした。
たどり着いたのは、島根県江津市の石見麦酒です。
「石見式」と呼ばれる独自の醸造法を確立し、小規模・小スペースでビールを造ってきた醸造所になります。
ポリ袋を使って発酵させる方法で、地域に根ざしたビールづくりを続けてきました。
1000キロ以上離れた島根まで足を運び、数週間の泊まり込みで醸造を学びました。
開発から販売まで、いまも支援を受けています。
石見式で仕込む醸造所は、山形県ではまだ多くありません。
特徴3:コーヒー屋とデザイナーが組んだ
メンバーは2人です。
ひとりは村山市でトレーラー型のスペシャルティコーヒースタンドを営む焙煎士。
もうひとりは、ブランドづくりやパッケージデザインを手がけるデザイナーの海藤航輝さんです。
焙煎と醸造には共通する点が多い。
研修を通して手応えを得たことが、コーヒーを副原料にしたビールにつながりました。
うさぎをモチーフにしたロゴマークとブランドステートメントは、海藤さんの手によるものです。
味だけでなく、手に取ったときの世界観まで2人で組み立てています。
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定番4種類の味わい

定番は4種類です。
すべて350mlの缶で、コーヒー以外の副原料はすべて村山市産。
ROSE RED ALE:村山市産ダマスクローズを使った赤いエール
村山市はバラの名産地です。
使っているのは市内で採れたダマスクローズ。
赤みがかった液色に、ふわりと立ちのぼるバラの香りが印象に残ります。
麦芽のコクとほのかな甘みに、バラ本来の香りと甘みが重なる造りです。
香りと色、味わいのすべてが個性的なので、誰かと過ごす日の一本に向きます。
| ビアスタイル | レッドエール |
|---|---|
| アルコール分 | 5.5% |
| 副原料 | バラ(山形県村山市産ダマスクローズ) |
| 容量 | 350ml |
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★★☆☆ |
| キレ | ★★★☆☆ |
| 苦み | ★★☆☆☆ |
| 酸味 | ★★☆☆☆ |
| 甘み | ★★★★☆ |
ROSE RED ALEは、350ml缶の6本セットで手に入ります。
COFFEE AMBER ALE:焙煎士が自分の店で炒った豆を使う
メンバーが営むコーヒースタンドで焙煎した、フルーティーなエチオピアの豆をブレンドして使っています。
コーヒーとアンバーモルトが重なり、香ばしいまろやかさが出ます。
焙煎の香りがふわっと立ち上がり、口に含むとモルトの甘みとともにコーヒーの香りが広がります。
温度を上げても味わいの変化を楽しめる一本です。
4種類のなかで、アルコール分は4.5%と最も低く設定されています。
| ビアスタイル | アンバーエール |
|---|---|
| アルコール分 | 4.5% |
| 副原料 | コーヒー豆(エチオピア産・自家焙煎) |
| 容量 | 350ml |
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★★★☆ |
| キレ | ★★★☆☆ |
| 苦み | ★★★☆☆ |
| 酸味 | ★☆☆☆☆ |
| 甘み | ★★★☆☆ |
RICE RABBIT IPA:村山市産の米で軽くしたIPA
村山市産の米を使った、軽やかで飲みやすいIPAです。
アメリカンホップ由来のトロピカルさと柑橘の香りが華やかに広がります。
重なるのは、米のやさしい甘みとすっきりした後味です。
IPA特有の苦味は抑えめですが、飲みごたえはしっかり残る造りです。
IPAを飲み慣れていない人でも入りやすい一本になっています。
| ビアスタイル | IPA |
|---|---|
| アルコール分 | 5.5% |
| 副原料 | 米(山形県村山市産) |
| 容量 | 350ml |
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★★☆☆ |
| キレ | ★★★★☆ |
| 苦み | ★★★☆☆ |
| 酸味 | ★★☆☆☆ |
| 甘み | ★★★☆☆ |
SOBA SAISON:そば粉が生む和の余韻
村山市産のそば粉を使ったセゾンです。
セゾン酵母由来のフルーティーな香りとスパイシーな余韻に、そば粉によるドライな印象が重なります。
のど越しは軽やかで、口に入った瞬間に白ブドウを感じます。
余韻には日本酒のような風味が残ります。
| ビアスタイル | セゾン |
|---|---|
| アルコール分 | 5.5% |
| 副原料 | そば粉(山形県村山市産) |
| 容量 | 350ml |
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★☆☆☆ |
| キレ | ★★★★☆ |
| 苦み | ★★☆☆☆ |
| 酸味 | ★★☆☆☆ |
| 甘み | ★★☆☆☆ |
182人が支えたブルワリーの立ち上げ

HAKUTO BREWINGは、クラウドファンディングで開業資金の一部を集めました。
募集は2025年1月10日から2月11日まで。
目標は150万円でした。
結果は182人の支援で2,738,611円。目標の182%に届いています。
資金の使い道は、半自動の缶充填機の導入でした。
本体だけで310万円。諸経費を含めた導入費の約半分を、クラウドファンディングで賄っています。
瓶だけでなく缶で出せるようになり、手に取りやすい形になりました。
定番4種類がすべて350ml缶なのは、182人の支援があったからです。
応援してくれる人と一緒に作り上げるブルワリーにしたい、という考えが背景にあります。
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HAKUTO BREWINGを購入する方法

通販とふるさと納税で手に入ります。
楽天市場とYahoo!ショッピングに取扱いがあり、村山市のふるさと納税の返礼品にもなっています。
いずれも冷蔵での配送です。
初めてなら、4種類の飲み比べお試しセットからどうぞ
バラ・米・コーヒー・そばの4種類が1本ずつ入った350ml×4本のセットです。
楽天市場とYahoo!ショッピングの両方に取扱いがあります。
ROSE RED ALE 350ml 6本セット
村山市産のダマスクローズを使った、赤い液色のエールが6本入ります。
バラの香りを続けて楽しみたい場合はこちらから。
ふるさと納税なら、6本と12本から選べる
山形県村山市のふるさと納税の返礼品です。
350ml缶の6本セットと12本セットから選べます。銘柄の指定はできません。
ふるさと納税がなぜお得なのかについて知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
まとめ

HAKUTO BREWINGは、2025年7月に山形県村山市で開業した醸造所です。
名前は、うさぎの形をしているといわれる村山市の地形から取りました。
醸造を学んだ島根がうさぎに縁の深い土地であることも、名前に重なっています。
造り方は、島根県江津市の醸造所に泊まり込んで学んだ石見式。
立ち上げたのは、焙煎士とデザイナーの2人です。
定番は4種類。
村山市産のダマスクローズ、米、そば粉、そして自家焙煎のエチオピア豆が入ります。
缶で出せるようになったのは、182人の支援があったからです。
まずは4種類の飲み比べお試しセットからどうぞ。
大好きなビールを存分に楽しみましょう。
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