東京都新宿区のクラフトビール醸造所特集!西新宿から神楽坂・落合まで街なかのブルワリーを徹底紹介
東京都新宿区にあるクラフトビールの醸造所を、エリア別に紹介します。
東京都新宿区の醸造所は、日本一の乗降客数を誇る駅を抱える区でありながら、どれも小さな規模です。
超高層ビルの地下2階、定食屋の隣、居酒屋の店内で仕込んでいて、看板を出していない造り手もいます。
飲めるのは、蜂蜜の産地を変えて造り分けたビール、新宿の名を付けたピルスナー、オートミールスタウトなどです。
規模は小さくても、造っているビールの幅は広いエリアです。
それでは新宿区にある醸造所やクラフトビールの特徴についてわかりやすく紹介していきます。
この記事は、こんなことを知りたいあなた向けです。
- 新宿区でできたてのクラフトビールを飲める場所はどこか
- それぞれの醸造所がどんな銘柄を造っているのか
- 新宿駅から歩いて行ける醸造所はあるか
- ハニービールとは何なのか
読み終えるころには、新宿区で行ってみたいブルワリーが見つかります。
新宿区の醸造所は小さくて隠れている

新宿区の醸造所は、どれも小さな規模です。
タンクが数本という造りで、その日に注げる量にも限りがあります。
渋谷区にはサッポロビールとキリンビールの直営醸造所があり、港区には再開発の大型施設に入った醸造所が並びます。
新宿区に大きな設備はありません。かわりに、造り手の顔が見える店が点在しています。
場所も分かりにくいところにあります。
新宿野村ビルの地下2階、神楽坂の定食屋と同じ建物、東中野寄りの住宅街。表通りを歩いていて偶然見つかる店はほとんどありません。
小さな店なので、行けば造り手と話せます。
何を使って、どういう考えで仕込んだのか。小さな規模だからこそ聞ける話があります。
西新宿エリアの醸造所

新宿駅の西側は、超高層ビルが並ぶオフィス街です。
超高層ビルの1棟に、地下2階の醸造所が入っています。
ビール工房 新宿:新宿野村ビルの地下2階で常時10種類を注ぐ
西新宿の新宿野村ビル、地下2階にあります。
運営は麦酒企画。都内でビール工房の名を冠した店を展開してきた会社です。
店とタンクが直結していて、仕込みの様子を見ながら飲めます。
常時そろうのは10種類ほど。醸造した順に切り替わるので、訪れるたびに顔ぶれが変わります。
料理はフランスで修業したシェフが担当します。
ビールに合わせた一皿が出てくるので、食事の店としても使えます。
東京メトロ丸ノ内線の西新宿駅2番出口から徒歩4分、都営大江戸線の都庁前駅B2出口から徒歩3分です。
地下通路でつながっているので、雨の日でも濡れずに着きます。
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新宿御苑エリアの醸造所

新宿御苑前駅の周辺には、性格の違う醸造所が集まっています。
片方は新宿区で最初にできた醸造所、もう片方は肉料理の居酒屋です。
VECTOR BREWING 新宿醸造所:新宿区で最初にできた醸造所
新宿の川本ビル1階にあります。
2016年の設立で、新宿区で最初のビール醸造所です。
定番の銘柄を決めずに仕込むのが特徴です。
毎回違うレシピを試すので、同じビールに二度出会えるとは限りません。ほかの醸造所から頼まれたビールを受託して造ることもあります。
併設していたVECTOR BEER FACTORYは閉店しました。
いま醸造したビールを飲めるのは、同じ新宿御苑エリアの直営店「御苑サカバベクター」です。常時11種類の樽が並び、日替わりで自社醸造の限定ビールが入ります。
肉べぇ 新宿御苑店:塊肉と一緒に新宿ピルスナーを飲む
新宿御苑前駅から徒歩3分、カテリーナネオハイツ1階にあります。
塊肉を看板にした居酒屋で、店内で自社醸造をしています。
造っているのは「新宿ピルスナー」です。
月曜から木曜の17時から19時はハッピーアワーになり、自社醸造のビールとハイボール、サワーが同じ値段で飲めます。
炭火で焼いた塊肉と合わせる前提の一杯です。
神楽坂エリアの醸造所

神楽坂には、定食屋と同じ建物で仕込むナノブルワリーがあります。
新月ビア:60年続く定食屋の店舗を分け合うナノブルワリー
箪笥町29、牛込神楽坂駅の近くにあります。
2021年に始まった小さな醸造所で、隣接する「牛込ビール館」で注いでいます。
店舗は、牛込北町で60年営業してきた定食屋「青柳」と分け合っています。
フードの提供はなく、持ち込みが自由です。近所で買ったつまみを持って行けます。
タップは6本。アメリカンアンバーエール、オートミールスタウト、アメリカンIPAなどが並びます。
150mlを3種類選べる飲み比べも用意されています。
営業は平日が17時から23時、週末は14時から。月曜は不定期です。
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落合エリアの醸造所

新宿区の西の端、中野区との境に日本で初めてのハニービール専門ブルワリーがあります。
HONEYCOMB&HOPWORKS:蜂蜜だけで5種類を造り分ける
JR中央・総武線の東中野駅から徒歩8分、上落合にあります。
2020年に木下勇人さんが独立して始めました。
木下さんは、品川のT.Y.HARBORで醸造責任者を務めていた造り手です。
年に20種類以上を仕込んでいた経験を持ち、独立にあたって蜂蜜という一点に絞りました。
ハニービールは、麦芽・ホップ・水・酵母という基本の材料に蜂蜜を加えたスタイルです。
産地の違う蜂蜜を使い分けることで、5種類を造り分けています。
- Honeycomb Bullet:ライチ蜂蜜と上質なザーツホップ
- Boom2:ミャンマー産の濃い蜂蜜に、モザイクとアイダホ7を合わせた一本
- White Wasp:オレンジ蜂蜜にカスケードとアマリロ
- Yellow Jacket:アルゼンチン産の上級蜂蜜を使う
- Black Bumblebee:ローストモルトとコーヒー蜂蜜の黒いビール
店はL字のカウンターだけで、全席立ち飲みです。
タップは8本あり、常時6種類から7種類が注がれます。
営業は月曜・木曜・金曜が18時から23時、土日祝が14時から22時です。
新宿区のブルワリー巡りのポイント

新宿区の醸造所は、新宿駅を挟んで東西に散らばっています。
1日で回るなら、東側か西側に寄せると移動が短くなります。
新宿駅の東側は3軒が徒歩圏にまとまる
VECTOR BREWINGの直営店と肉べぇは新宿御苑前駅の周辺、新月ビアは都営大江戸線で2駅の牛込神楽坂です。
新宿御苑前を起点にすれば、3軒を1日で回れます。
西新宿と落合は方向が逆になる
ビール工房 新宿は新宿駅の西側、HONEYCOMB&HOPWORKSは東中野寄りです。
2軒を1日で回るなら、電車での移動を前提に組んでください。
開く時間が遅い店が多い
新月ビアは平日17時から、HONEYCOMB&HOPWORKSは平日18時からです。
昼から開いているのはビール工房 新宿と肉べぇなので、日中に飲みたいなら西新宿か新宿御苑を選ぶことになります。
飲み比べセットのある店から入る
新月ビアは150mlを3種類選べ、HONEYCOMB&HOPWORKSは常時6種類以上が並びます。
どれを頼むか決められないときは、少量ずつ試せる店から始めるのが確実です。
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まとめ

新宿区のクラフトビールは、規模の小ささがそのまま個性になっています。
- ビール工房 新宿は、新宿野村ビルの地下2階で常時10種類を注ぐ
- VECTOR BREWINGは新宿区で最初の醸造所で、定番を決めずに毎回違うレシピを試す
- 新月ビアは60年続く定食屋と店舗を分け合い、持ち込み自由で飲める
- HONEYCOMB&HOPWORKSは日本初のハニービール専門で、蜂蜜の産地を変えて5種類を造り分ける
どの店も、造り手との距離が近いのが持ち味です。
気になった一杯があれば、何を使ったのか聞いてみてください。
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東京23区のブルワリーは、こちらの記事でエリアごとにまとめています。
東京都全体のクラフトビールは、こちらの記事でまとめています。
