ZAO BREWERYを徹底紹介!樹氷を映した日本初の白いクラフトビール
蔵王の冬に、樹氷という風物詩があります。
氷と雪をまとった木々が、白い塊になって山肌に立ち並ぶ光景です。
樹氷の色を、そのままグラスに移したビールがあります。
ZAO BREWERY(蔵王ブルワリー)の「SNOW MONSTER」。
公式サイトが日本初と掲げる、白いクラフトビールです。
2022年、山形市で初めてのクラフトビール醸造所として生まれました。
「白いビールってどんな味なの?」
「山形駅から行けるの?」
「どこで買えるの?」
この記事では、ZAO BREWERYの成り立ちから6種類の味わい、レストランの情報、購入方法までを紹介します。
読み終えるころには、蔵王へ向かう理由が1つ増えているはずです。
目次
ZAO BREWERYとは

ZAO BREWERYは、山形県山形市の蔵王温泉へ向かう道沿いにある醸造所です。
2022年に誕生した、山形市で初めてのクラフトビール醸造所になります。
運営するのは、蔵王地区で25年続く食品卸会社の山里菜有限会社です。
掲げているのは「Re-Discover」という言葉。
ビールの価値と、山形県蔵王の魅力を再発見し、再発信する醸造所になる、という意味です。
立ち上げたのは4人のメンバーでした。
代表取締役社長の海谷康裕さん、醸造長の坂本陽介さん、料理長の高橋香さん、そして海谷友香さん。
醸造とレストランの両方を、4人で始めています。
| ブランド名 | ZAO BREWERY(蔵王ブルワリー) |
|---|---|
| 運営 | 山里菜有限会社 |
| 所在地 | 山形県山形市蔵王上野字南坂1096-18 |
| 電話番号 | 023-666-8151 |
| 開業 | 2022年 |
| 併設店舗 | Crang Dining(クラングダイニング) |
| 公式サイト | zao-brewery.jp |
※2026年9月時点の情報です。
ZAO BREWERY 3つの特徴

ZAO BREWERYには、ほかの醸造所と違う成り立ちがあります。
運営元、仕込み水、そして看板銘柄です。
特徴1:食品卸会社が山形市初の醸造所を立ち上げた
代表の海谷康裕さんは、山形市蔵王地区で生まれ育ちました。
食品卸売業として、長く蔵王地区で事業に取り組んできた人物です。
蔵王温泉、樹氷、スキー場、お釜。
全国的な観光地でありながら、蔵王の魅力はまだ伝えきれていないのではないか。
これまでと違うかたちで山形と蔵王の魅力を発信できないか、と考えた末にたどり着いたのがクラフトビールでした。
蔵王の大自然が育んだ湧水と、山形の優れた特産物を掛け合わせる。
蔵王でしか造れないオンリーワンのビールを目指して、山の麓に醸造所が生まれました。
特徴2:蔵王の湧水を仕込み水に使う
ZAO BREWERYが最初にこだわったのは水です。
ビールの主原料の約9割は水である、という考え方が根底にあります。
水が美味しいところでないと、美味しいビールは造れない。
選んだのが、蔵王の大自然が育んだ湧水でした。
良質な水を使い、土地に根ざしたビールにする。
原料の第一歩を土地に置いたことが、ZAO BREWERYの造りを決めています。
特徴3:日本初の白いクラフトビールを生んだ
試行錯誤の末に誕生したのが「SNOW MONSTER」です。
蔵王の冬の風物詩である樹氷をイメージした、白いクラフトビール。
公式サイトは、日本初の白いクラフトビールと掲げています。
ビアスタイルは、小麦麦芽を使ったホワイトエール。
苦味を抑え、優しい甘みを感じる爽やかな飲み口に仕上げています。
見た目のインパクトだけで終わらせず、味わいにもこだわった1本です。
定番銘柄をまとめて試すなら、飲み比べのセットがあります。
PR
スポンサーリンク
オリジナルクラフトビール6種類

ZAO BREWERYの定番は6種類です。
蔵王の自然や温泉、山形の特産物から名前を取っています。
それぞれの味わいを、5段階の評価つきで紹介します。
SNOW MONSTER
蔵王の樹氷をイメージした、白いホワイトエールです。
小麦麦芽を使い、苦味を抑えた優しい甘みが特徴になります。
爽やかな飲み口で、クラフトビールを飲み慣れていない人にもすすめやすい1本です。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★☆☆☆ |
| キレ | ★★★☆☆ |
| 苦み | ★☆☆☆☆ |
| 酸味 | ★★☆☆☆ |
| 甘み | ★★★★☆ |
白く濁った見た目そのものが、蔵王の冬を思い出させます。
YAMAGATA さくらんぼ ALE
山形を代表する果物、さくらんぼを贅沢に使ったエールです。
フルーティーでライトな味わいに仕上げられています。
果汁由来の甘酸っぱさがあり、ビールが得意でない人にも向いています。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★☆☆☆ |
| キレ | ★★★★☆ |
| 苦み | ★★☆☆☆ |
| 酸味 | ★★★☆☆ |
| 甘み | ★★★★☆ |
山形土産として選びやすい、県の名産をそのまま感じられる1本です。
PR
MATSUNOMORI ALE ~Re-fresh~
蔵王の松と杜(もり)をイメージした銘柄です。
さわやかでスッキリしていながら、優しく芳醇な味わいがあります。
飲み飽きない設計で、食事と合わせやすい1本です。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★★☆☆ |
| キレ | ★★★★☆ |
| 苦み | ★★☆☆☆ |
| 酸味 | ★☆☆☆☆ |
| 甘み | ★★☆☆☆ |
毎日の食卓に置くなら、MATSUNOMORI ALEが使いやすいはずです。
PR
ZAO CLASSIC IPA
夜の蔵王温泉をイメージした、伝統と革新のIPAです。
厳選したホップをふんだんに使い、アルコール度数は7%。
芳醇な香りとしっかりした苦味を味わえます。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★★★☆ |
| キレ | ★★★☆☆ |
| 苦み | ★★★★★ |
| 酸味 | ★☆☆☆☆ |
| 甘み | ★★☆☆☆ |
クラフトビール好きに向けた、王道のIPAという位置づけです。
湯巡りLAGER
日本屈指の歴史を誇る蔵王温泉。
湯巡りを楽しんだ後にぴったりの、キレのあるラガーです。
本店でしか買えない、現地限定の商品になっています。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コク | ★★☆☆☆ |
| キレ | ★★★★★ |
| 苦み | ★★★☆☆ |
| 酸味 | ★☆☆☆☆ |
| 甘み | ★★☆☆☆ |
通販では手に入りません。
現地を訪ねる理由になる1本です。
ZAO駒草ALE
駒草は「高山植物の女王」とも呼ばれる花で、花言葉は「誇り」です。
蔵王山の駒草を誇りに思い、守り、後世に引き継いでいくという想いを込めて造られ、山形市長が名付けたクラフトビールです。
土地の自然を守る意思が、名前にそのまま表れています。
レストラン「Crang Dining」で味わう

ZAO BREWERYには、レストラン「Crang Dining」が併設されています。
造りたてのクラフトビールと、本格ナポリピッツァを合わせられる場所です。
山形県産の食材を使った、蔵王ならではのメニューが並びます。
看板は、薪窯で焼くピッツァ。
マルゲリータやマリナーラといった定番のほか、山形県産の舟形マッシュルームと黒トリュフソースを使った一皿もあります。
肉料理には蔵王牛が使われています。
4種類のビールを飲み比べられるセットもあり、店内では自宅用や土産用のビールも買えます。
屋上プライベートテラス
もうひとつの見どころが、屋上のビアテラスです。
蔵王山の入口にそびえる大鳥居を背景に、出来立てのビールで乾杯できます。
無料で開放されており、1組5名まで利用できます。
テイクアウトのフードとドリンクを注文して持ち込む形です。
春から秋までの限定なので、訪れる時期に注意してください。
店舗情報
水曜が定休日で、平日と土日祝で閉店時間が変わります。
| 店舗名 | Crang Dining(クラングダイニング) |
|---|---|
| 所在地 | 山形県山形市蔵王上野字南坂1096-18 |
| アクセス | 車:山形駅から25分/かみのやま温泉駅から12分 バス:山形駅発(蔵王温泉行き)「蔵王二小前」下車 徒歩5分 |
| 営業時間 | 平日 10:30〜16:30(L.O. 16:00) 土日祝 10:30〜17:00(L.O. 16:30) |
| 定休日 | 水曜 |
| 電話番号 | 023-666-8151 |
| 公式サイト | zao-brewery.jp/restaurant |
※2026年9月時点の情報です。営業時間や定休日は変わることがあります。訪問前に公式サイトで最新の情報をご確認ください。
スポンサーリンク
蔵王観光と組み合わせて訪ねる

ZAO BREWERYがあるのは、蔵王温泉へ向かう道の途中です。
観光の行き帰りに立ち寄れる位置にあります。
季節ごとに、組み合わせられる目的地が変わります。
冬なら樹氷とスキー場。
SNOW MONSTERを飲んでから実物の樹氷を見に行くと、色の由来がよく分かります。
春から秋なら、蔵王のお釜や温泉街の湯巡り。
湯巡りLAGERは本店限定なので、温泉と合わせて味わうのが本来の楽しみ方です。
営業は16時台までと早めに終わります。
観光の後ではなく、途中に組み込むほうが確実です。
ZAO BREWERYを購入する方法

現地まで足を運べない場合も、ZAO BREWERYのビールは楽しめます。
楽天市場とふるさと納税に商品があります。
どこから試すか迷ったときの選び方を紹介します。
まずは飲み比べセットからどうぞ
初めて飲む場合は、複数の銘柄が入ったセットが向いています。
さくらんぼエールの果実感と、松の杜エールのすっきりした飲み口。
性格の違う2本を並べると、ZAO BREWERYが目指す幅が分かります。
缶で届くため、持ち運びや保管も手軽です。
PR
ふるさと納税で受け取る
山形県山形市のふるさと納税でも、ZAO BREWERYを選べます。
クラフトビール4本セットで、配送回数を選べるようになっています。
寄付の枠が余っている場合は、返礼品として受け取るのも手です。
ふるさと納税がなぜお得なのかについて知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
スポンサーリンク
まとめ

ZAO BREWERYは、2022年に山形市で初めて生まれたクラフトビール醸造所です。
蔵王地区で25年続く食品卸会社が、地元の魅力を再発見して発信するために立ち上げました。
仕込み水は蔵王の湧水。ビールの約9割は水である、という考えが出発点です。
看板は、樹氷をイメージした白いクラフトビール「SNOW MONSTER」。
さくらんぼ、松と杜、夜の温泉、湯巡り、そして駒草。
銘柄の名前をたどるだけで、蔵王という土地が見えてきます。
蔵王を訪れる機会があれば、観光の途中に立ち寄ってみてください。
大鳥居を望む屋上テラスで、樹氷の色をしたビールを味わえます。
関連記事

